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なぜウォリアーズはポジェムスキーに1.1億ドルを託したのか、延長契約の裏側

 

ウォリアーズが、先発ガードのブランディン・ポジェムスキーと5年1億1000万ドルの契約延長で合意しました。代理人のビル・ダフィー氏がESPNのシャムズ・シャラニア記者に明かしたものです。

ケガ人が多く、今季の期待値が高いとは言えないチームで、23歳の4年目に大型契約を出すというのは小さくない決断です。この金額の意味を、数字から読み解いてみます。

契約の中身を整理すると

この契約は全額保証で、最終年の2031-32シーズンには「双方向オプション」が付いています。球団と選手のどちらも契約を続ける方向には動けますが、オプトアウトはできないという珍しい仕組みで、その夏に再び延長交渉を開く余地を残しています。トレードキッカーも含まれます。

年俸は今季が560万ドル、来季の延長初年度が1890万ドルです。その後は2040万ドル、2200万ドル、2350万ドルと上がり、最終年のオプションは2500万ドルとされています。これにより、来年夏の制限付きフリーエージェントを回避することになりました。

ポジェムスキーは2023年ドラフト全体19位でウォリアーズに入団しました。マイク・ダンリービーGMの就任後、最初に指名した選手でもあり、フロントが残したい存在として優先してきたと報じられています。

なぜ「初年度の金額」が交渉のカギだったのか

ESPNによると、交渉が詰まった過去1か月、ウォリアーズ側は初年度の年俸を抑えることを重視したと球団関係者が話しています。背景にあるのは2027-28シーズンのキャップスペースです。ダンリービーGMはその空間を守るために、期限切れ契約の多い構成を作り、カリーにも来季は約1000万ドルの減俸を受け入れてもらったとされています。

ポジェムスキーの来夏のキャップホールドは約1700万ドルの見込みでしたが、初年度を1890万ドルに設定しても、結果として190万ドル分の余白が生まれる計算です。ESPNのボビー・マークス記者は、ポルジンギスを整理できれば、5500万〜6000万ドル前後のスペースを持てる可能性があると見ています。

数字が語る価値と、これからの課題

昨季のポジェムスキーは82試合すべてに出場しました。これは全選手でわずか18人しか達成していません。キャリアハイの1試合平均13.8得点を記録し、3ポイント成功数、アシスト、スティールも自己最高です。ガードとしては珍しいほどリバウンドも強く、3年連続で1試合平均5本以上を取っています。

スティーブ・カー監督は彼を「つなぎ役」と呼び、「ブランディンはチームの大きな一部だ。周りを良くするし、ゲームを理解している」と話しています。出場時のチームの得失点差は、ルーキー時にチーム最高の+264、2年目も+261と安定していました。

ただ、昨季はカリーとバトラーが長く欠場し、高い役割を任された場面でオフェンスの伸びに限界があるのでは、という見方も出ました。シーズン後半には落ち着きを取り戻したとされています。今季はジミー・バトラーとモーゼス・ムーディが重傷の膝のリハビリ中で、ポルジンギスも無期限の離脱です。上位6人のうち3人を欠く状況で、ポジェムスキーがどこまで自分の役割を広げられるかが、この契約の評価を左右すると感じます。

本人は「信頼してもらったからこそ、毎晩そのとおりにプレーして返したい」という趣旨のコメントを残しています。年齢が若く、耐久性もある選手を高齢化したロースターの軸に据える、堅実な一手だと言えそうです。

関連情報と注目ポイント

今季のウォリアーズは、バトラーとムーディの復帰時期、ポルジンギスの状態、そしてカリーの最終盤に向けたロースター再編という複数のテーマを抱えています。ポジェムスキーの契約は、その中で唯一「確定した未来」としてロースターに加わった形です。

来季の初年度年俸が1890万ドルというのは、ガードの先発格としては抑えられた水準です。ファンの間では、この額が妥当かどうか、また最終年のオプションが再交渉の余地として機能するかどうかで、意見が分かれそうです。皆さんはどう見ますか。

シーズン開幕後は、1試合平均の得点だけでなく、リバウンドとチャージ獲得という数字にも注目してみてください。ESPNが伝えるとおり、ポジェムスキーはこの2つでガードとして上位にいる選手です。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/50148027/warriors-give-brandin-podziemski-5-year-110m-extension

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