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【超新星爆発】クーパー・フラッグが31得点!レブロンも無言で見守った「未来のNBA」がラスベガスで開幕

2025年ラスベガス・サマーリーグの開幕週末は、まさに未来のNBAスターたちの祭典となりました。中でも注目を集めたのは、ドラフト1位指名確実のクーパー・フラッグの圧倒的なパフォーマンス。そして、コートサイドに姿を見せたレブロン・ジェームズの意味深な沈黙が、さらなる話題を呼んでいます。

フラッグが見せた2つの顔!「過大評価」の声を黙らせた31得点の衝撃

ダラス・マーベリックスでデビューしたフラッグは、わずか2試合で「なぜ彼が1位指名確実なのか」を証明してみせました。

第1戦:ポイントフォワードとしての才能

  • 10得点、6リバウンド、4アシスト、3スティール、1ブロック
  • フィールドゴールは5/21と不調も、ゲームメイクで存在感
  • 94フィートからのプレッシャーにも冷静に対応

初戦では、マーベリックスはフラッグにオフェンスの指揮を任せました。シュートは入らなかったものの、彼のビジョン、ゲームへの理解度、そして守備的本能は際立っていました。

第2戦:得点マシンへの変貌

  • 驚異の31得点(10/21シュート)
  • 3ポイントシュートも決め、リムへも果敢にアタック
  • 31得点中20点をペイントエリアとフリースローから獲得

「フラッグは過大評価」と言っていたアンチたちは、この試合で完全に沈黙しました。第1戦のプレイメーカーから、第2戦では3レベルスコアラーへと見事に適応。これこそが、現代NBAで求められる「万能性」の証明です。

2試合で全く異なる顔を見せたフラッグは、単なる期待の星ではなく、すでにNBAレディな選手であることを証明しました。攻守両面でゲームを支配できる、まさに「現代バスケの申し子」と言えるでしょう。

レブロンの沈黙が語る「何か」契約状況への質問に「話すことはない」

そして、今年のサマーリーグで最も注目を集めた「プレー以外」の出来事が、レブロン・ジェームズの登場でした。

過去数年間、サマーリーグを欠席していたレブロンが、今年はコートサイドに姿を現しました。しかし、彼の存在感と同じくらい注目を集めたのが、その「沈黙」です。

ESPNのデイブ・マクメナミン記者が契約状況について質問すると、レブロンは冷たく答えました。

「話すことは何もない」

今シーズンの選手オプションを行使したレブロンですが、長期的な計画はまだ不透明。彼のエージェント、リッチ・ポールによると、すでに4チームがレイカーズにレブロンの獲得可能性について問い合わせているとのこと。

この沈黙は、彼のキャリアの黄昏期における重大な決断を示唆しているのでしょうか?残留か、移籍か。この憶測は来シーズンまで続くことになりそうです。

記録ラッシュ!アレックス・サーが単独最多8ブロック

記録の面でも、今年のサマーリーグは豊作でした。

新記録達成者たち:

  • ワシントン・ウィザーズのアレックス・サー:単試合8ブロック(新記録)
  • ミネソタ・ティンバーウルブズのジョアン・ベリンガー:7ブロック(タイ記録)

一方で、シカゴ・ブルズは1試合で34ターンオーバーという不名誉な記録も樹立。サマーリーグがときに「醜い」バスケットボールになることを思い出させてくれました。

中国の新星ヤン・ハンセンが「ヨキッチ2世」として大注目

20年ぶりに1巡目で指名された中国人選手、ヤン・ハンセンも大きな話題を呼んでいます。若きビッグマンは、そのIQ、ビジョン、パスセンスでニコラ・ヨキッチとの比較を集めています。

彼のプレーを見るために多くのファンが詰めかけており、ルーキーシーズンに向けて期待が高まっています。

2年目選手たちの飛躍!フィリポウスキーがMVP最有力

注目の2年目選手たち:

カイル・フィリポウスキー(ユタ・ジャズ)

  • 直近3試合で平均29.3得点、7.6リバウンド、2.3アシスト
  • サマーリーグMVPの最有力候補

ジェイレン・ウェルズ(メンフィス・グリズリーズ)

  • デズモンド・ベインのトレードで生まれたチャンスを活かす
  • 平均20得点、4リバウンド、4アシスト、1.5スティール

テレンス・シャノン(ミネソタ・ティンバーウルブズ)

  • 2試合で22得点、6リバウンド、6アシスト
  • すでにサマーリーグを「卒業」

その他、ヒューストンのリード・シェパード、フェニックスのオソ・イゴダロとライアン・ダン、デトロイトのロン・ホランドとダニス・ジェンキンスも素晴らしいパフォーマンスを見せました。

スポルストラの苦言とファーフィーの衝撃ダンク

マイアミ・ヒートのエリック・スポルストラHCは、センターのケレル・ウェアに対し「プロ意識、一貫性、アプローチを改善する必要がある」と公に批判。厳しい指導者として知られるスポルストラらしい発言でした。

一方で、ジョニー・ファーフィーはシカゴのノア・エッセングエ相手に今大会最高のダンクを披露。サマーリーグの醍醐味である「若い才能の爆発」を体現しました。

ラスベガス・サマーリーグの開幕週末は、未来のNBAを担う選手たちの才能が爆発した3日間となりました。クーパー・フラッグの万能性、レブロンの意味深な存在、そして数々の新記録。これらすべてが、2025-26シーズンへの期待を高めています。

特にフラッグが見せた2つの顔は、彼が単なる有望株ではなく、すでに完成度の高い選手であることを証明しました。来シーズン、彼がNBAでどんな旋風を巻き起こすのか、今から楽しみでなりません。

引用:YAHOO!SPORTS

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