シカゴ・スカイが5勝11敗と苦戦する中、エンジェル・リースが再び注目を集めています。日曜日のミネソタ・リンクス戦で見せた冷静なパスプレイがWNBA公式アカウントで即座に拡散され、リバウンド女王として知られる彼女の多彩な才能を改めて印象づけました。そして同日、2年連続でのWNBAオールスター選出も発表され、輝かしいキャリアにまた新たな1ページが加わりました。
混雑したペイントエリアから放った芸術的パス
苦戦が続くスカイですが、日曜日の試合では序盤から全スターターが得点を記録するバランスの取れた攻撃で早々にリードを奪いました。平均わずか78.8得点(13チーム中12位)と攻撃に課題を抱えるチームにとって、理想的なスタートでした。
しかし、この日もヘッドラインを独占したのはリースでした。
第1クォーター残り4分を切った場面で、リンクスのシュートミスからスカイが速攻に転じます。リースは右サイドを駆け上がりましたが、ペイントエリアで激しい混雑に遭遇しました。
ここからが彼女の真骨頂でした。慌てることなく冷静にボールを持ち直し、コート全体を見渡すと、後方から追いかけてきたエリザベス・ウィリアムズへ絶妙なパスを送りました。ウィリアムズはそのパスを受けて柔らかなフローターを決め、スカイのリードを18-6に広げました。
WNBA公式アカウントはこの一連のプレイを即座に投稿し、「エンジェル・リースがペイントエリアでエリザベス・ウィリアムズを見つけ、スカイが12点リードを奪う」とコメントを添えました。
リバウンド女王から多才なプレイヤーへの進化
リースといえば、まず思い浮かぶのは圧倒的なリバウンド能力です。昨シーズン、ルーキーとしてWNBAオールスターゲームで史上初のダブルダブルを記録し、ルーキー最多の446リバウンド(1試合平均13.1本、WNBA最高)という歴史的記録を樹立しました。
今シーズンも彼女のリバウンド支配は続いています。日曜日の試合前時点で、1試合平均12.6リバウンドでリーグトップを維持しており、これに12.4得点、3.8アシスト、1.8スティールが加わります。
2023年にLSU大学でNCAAチャンピオンシップ優勝に導き、トーナメントMOP、SEC1stチーム、全米1stチーム全会一致選出を獲得。翌年にはSEC最優秀選手に輝き、2024年ドラフトで全体7位でスカイに指名されました。
2年連続オールスター選出の快挙
そして日曜日、リーグは彼女の2年連続WNBAオールスター選出を発表しました。リザーブとしての選出ですが、これは彼女の継続的な成長と貢献を証明するものです。
今回のパスプレイは、リースがただのリバウンド専門選手ではなく、コート上で様々な局面に対応できる多才なプレイヤーであることを示しています。混雑した状況で冷静さを保ち、チームメイトを活かすビジョンと技術を持っていることが改めて証明されました。
チーム全体の成績は厳しい状況が続いていますが(東地区5位、平均失点87.7で13チーム中12位)、リースのような光る才能があることは、スカイファンにとって希望の光となっています。
シカゴでのキャリアを通じて新境地を開拓し続けるリース。リバウンド女王としての地位を確立しながら、パス、得点、スティールと全方位で成長を続ける彼女は、間違いなくWNBAの未来を担うスターの一人です。今回のバイラルパスは、彼女の進化を象徴する印象的なプレイとして、長く記憶されることになるでしょう。
引用:YARDBARKER

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