オリビア・マイルズ

「今は自由乱闘のよう」——マイルズが漏らした審判への本音、リンクスは3連敗

 

導入

ミネソタ・リンクスが本拠地でニューヨーク・リバティに93対81で敗れ、FIBA女子バスケットボールワールドカップによる約19日間の中断明けから3連敗を喫しました。第4クォーターでブリアナ・ステュワートらリバティに突き放される展開となりましたが、この試合でチーム最多の20得点を記録したのがルーキーガードのオリビア・マイルズです。試合後の会見で、マイルズは審判の判定基準について率直な思いを口にしました。プレーオフを目前に控えた大事な時期だけに、この発言は見逃せないものになりそうです。

直近の内容、リンクス3連敗の夜に見えた本音

この試合、マイルズは34分間コートに立ち、20得点に加えて8リバウンド、5アシスト、2スティールを記録しました。リバティの激しいプレッシャーを受けながらも、チームを最後まで牽引する働きぶりでした。それでもリンクスは第4クォーターに突き放され、ワールドカップ休止前の勢いを取り戻せないまま3連敗となっています。

会見でマイルズは、シーズン序盤と現在とで判定基準が変わってきていると指摘しました。「今は自由乱闘のような感覚です」という趣旨の発言を残し、行く先々で体をぶつけられ、押し出され、時には倒されるような場面が増えていると明かしています。ルーキーである自分にとって、この変化への対応は簡単ではないとしながらも、審判の笛に頼るのではなく自分たちの力で勝利をつかみ取りたいという前向きな姿勢も同時に示しました。

過去との比較、リーブHCも指摘していた接触プレーの増加

実はこの話題、マイルズだけのものではありません。リンクスのシェリル・リーブヘッドコーチは以前から、対戦相手による過度に激しい接触プレーについて苦言を呈してきました。シーズン序盤は比較的スムーズに攻撃の形を作れていたリンクスですが、終盤に近づくにつれて対戦相手のディフェンスが際立って強度を増している印象です。

これはリンクスに限った現象ではなく、プレーオフを控えたリーグ全体で接触プレーへの許容度が上がっている可能性を示す一例とも読み取れます。特にルーキーのマイルズにとっては、レギュラーシーズン序盤の判定基準に慣れてきたところで急に潮目が変わったように映ったはずで、戸惑いの声が漏れたのも無理はないでしょう。実際、マイルズはこの試合まで20得点前後を安定して記録してきたスコアラーであり、体の当たりが強まれば強まるほどリズムを崩されやすいタイプでもあります。だからこそ今回のコメントには、単なる愚痴ではなく、終盤戦を戦い抜くための率直な現状認識という側面が強く感じられます。

今後の展望、首位攻防はあと3試合

リンクスはここまで31勝10敗でリーグ最高勝率を守っており、プレーオフ進出はすでに確定しています。問題は1位シードの行方です。2位のゴールデンステート・ヴァルキリーズは30勝11敗とわずか1ゲーム差に迫っており、3位のラスベガス・エーシズも28勝13敗で射程圏内にいます。

残り3試合は、9月20日にコネチカット・サンとのアウェー戦、9月22日と24日にインディアナ・フィーバーとの対戦が続きます。リンクスはこの3試合のうち2勝すれば、単独での1位シードとホームコートアドバンテージを確定させられる計算です。ヴァルキリーズとの直接対決は今シーズン3勝1敗、エーシズとも2勝1敗と勝ち越しているため、同率になった場合のタイブレークも有利に働く状況です。

判定への不満を抱えながら迎えるこの3試合が、リンクスにとって精神的な試金石になることは間違いありません。マイルズがこの経験をどう糧にし、残り試合でどんなプレーを見せるのか、注目したいところです。

関連情報

リンクスの残り試合は、9月20日(日本時間21日早朝)のコネチカット・サン戦を皮切りに、9月22日と24日はいずれもインディアナ・フィーバーとの対戦です。すでにプレーオフ進出を決めているリンクスがこの終盤戦でどう修正してくるか、そしてマイルズが接触プレーへの対応をどう見せるか、引き続きチェックしておきたいところです。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/free-olivia-miles-hits-wnba-134000769.html

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