ケイトリン・クラーク

『感謝してるよ、クラーク』——アンディ・リードが解いた”チーフス愛”の伏線

 

ケイトリン・クラークが自身のナイキ・シグネチャーシューズ「Caitlin 1」に仕込んだ”チーフス愛”が、この一週間でさらに大きなうねりになっています。9月22日、カンザスシティ・チーフスの公式チャンネルが約23秒の動画を公開し、ヘッドコーチのアンディ・リードが新色「Sea of Red」を披露しました。同じ日、フィーバーの本拠地ゲインブリッジ・フィールドハウスでは、トラビス・ケルシーの母ドナ・ケルシーがクラークと言葉を交わす場面も収められています。一足のスニーカーから始まった物語が、NFLとWNBAをまたぐ温かい輪に育ちつつある、というのが率直な印象です。

「Sea of Red」を纏ったリードの本音

動画の中でリードは新しいCaitlin 1を手に取り、「クラーク、本当にありがとうな」と笑顔で語りました。チーフスのチームカラーに合わせた深紅のカラーウェイで、クラーク自身がかねてから棚に並ぶ他のモデルとは一線を画すデザインを目指してきた一足でもあります。小売での発売日は10月1日に設定されており、クラークのシグネチャーライン単独として早くも複数色目の展開となります。動画の中でリードはWNBA全体への敬意も口にしており、選手たちの奮闘ぶりをそのまま称える一幕もありました。同じ9月22日、フィーバーはレギュラーシーズン本拠地最終戦でミネソタ・リンクスを96-77で下しており、この日はコートの外でも大きな話題を集める一日となりました。

1月のポッドキャストから続く伏線

クラークとチーフスの縁は今シーズン限りの話ではありません。1月にトラビス・ケルシーのポッドキャスト「New Heights」に出演した際、クラークはリードがいつか自分のシューズを履く日について冗談交じりに語っており、今回の動画はその伏線が現実になった格好です。クラークは少女時代からのチーフスファンで、兄も父もチーフスファンだったと家族ぐるみの応援を明かしてきました。試合観戦でもテイラー・スウィフトが使うアローヘッド・スタジアムのスイートに複数回顔を出しており、Caitlin 1にはすでに”フレンドシップブレスレット”カラーなど、身近な人間関係を色に落とし込むデザイン手法が定着しつつあります。今回のドナ・ケルシーとの対面も、こうした積み重ねの延長線上にある出来事と言えそうです。クラークのシグネチャーシューズはこれまでにも複数の特別カラーを短いスパンで投入してきており、選手個人のバックグラウンドをカラーウェイに落とし込む手法そのものが、他のシグネチャーラインとの差別化ポイントになりつつあります。

シューズが結ぶ二つのリーグの行方

NFLの現役ヘッドコーチが自ら動画でWNBA選手のシューズを紹介するのは異例のことです。単なる一個人への感謝にとどまらず、WNBA全体への敬意を示した形になったことは、クラーク個人のブランド価値だけでなく、リーグ全体の認知度を押し上げる効果も期待できます。ナイキにとっても、NFLファン層をWNBAの試合会場やグッズ購入へと橋渡しする格好の材料になりそうです。実際、今回のカラーウェイ公開後はWNBAファンの間でも好意的な反応が広がっており、シューズ一足が二つのファン層をつなぐ小さな橋になっている様子がうかがえます。一方で、コート上ではフィーバーがリンクスとの最終戦を制したとはいえ、プレーオフに向けた調整はこれからが本番です。オフコートの話題とオンコートの結果、その両輪がうまく噛み合うかどうかは、10月以降の戦いぶりが物語ることになりそうです。

「Sea of Red」発売情報とフィーバーの今後

「Sea of Red」カラーウェイのCaitlin 1は10月1日に一般発売が予定されています。フィーバーはレギュラーシーズン終盤に入っており、プレーオフの行方とあわせてクラークの一挙手一投足に注目が集まりそうです。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/caitlin-clark-sent-chiefs-coach-190459631.html

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