プレーオフ初戦も第2戦も25得点。それでもミスティクスのシーズンは、2試合で幕を閉じました。10月1日(日本時間)に行われた第1ラウンド第2戦で、ドリームがミスティクスを93対75で下し、2連勝のスイープで2018年以来となる準決勝進出を決めました。勝者の物語に目が行きがちな一戦ですが、私が最も心を動かされたのは、敗れた側のシトロンが残した数字です。
25点と25点、シトロンが刻んだ記録
第1戦は25得点6リバウンド3アシスト、第2戦は25得点7リバウンド2アシスト。ClutchPointsの報道によると、シトロンはWNBA史上最年少で、プレーオフ2試合連続25得点を記録した選手になりました。また、初戦の25得点はプレーオフデビュー戦の得点として歴代6位タイにあたるそうです。
第2戦で目を引くのは第3クォーターです。前半のビハインドを背負う中、シトロンはこの10分間だけで11得点を挙げ、自身のプレーオフにおける1クォーター最多得点を更新しました。チームは一時、点差を7点まで縮めて最終クォーターに入っています。ただ、ミスティクスは一度もリードを奪えないまま試合を終えました。
ドリームの守備が決めた2試合
試合を分けたのはターンオーバーでした。第2戦はミスティクスの19に対してドリームは8。第1戦もドリームが11点差を跳ね返し、92対77で勝利しています。ドリームは第1戦で22のターンオーバーを誘発し、球団のプレーオフ記録となる16スティールをマークしました。ハワードが26得点5スティール、グレイが22得点と、攻守の両面で主役が揃っていた印象です。
第2戦の終盤にはジョーディン・カナダが7連続得点を挙げ、17得点で勝利を引き寄せました。両チーム合わせて53ファウルと荒れた展開の中で、守備の圧力で上回ったドリームの経験値が最後に物を言った形です。
最年少ロスターが得たもの
背景として押さえておきたいのは、ミスティクスの若さです。The Washington Sunは、今季のミスティクスを「WNBA史上最年少でプレーオフに進出したロスター」と紹介しています。2023年以来のプレーオフ進出で、ホームでのプレーオフは2019年以来でした。
シトロンは2025年ドラフト全体3位の選手で、今季のレギュラーシーズンは平均16.8得点4.4アシストでした。レギュラーシーズンの平均を約8点上回る25得点を、プレーオフで2試合続けたことになります。さらにイリアフェンも第2戦で15得点16リバウンドと存在感を示しました。ここは私の見方ですが、勝敗と別に、若い主力が大舞台で通用する手応えを得たことが、来季に向けた最大の収穫ではないでしょうか。
今後の展望とファンへの問い
勝ち上がったドリームは、第1ラウンドでレギュラーシーズン1位のリンクスを破った第8シードのリバティと準決勝で対戦します。Yahoo Sportsも、ドリームのファンの関心がリースとステュワートの対決に移っていると伝えています。
一方、ミスティクスの課題は明確です。第2戦だけで19のターンオーバーを重ねた点は、経験の差が表れた部分でしょう。シトロンのシュート力に加えて、ボール運びの安定感をいかに高めるかが、来季の鍵になりそうです。
みなさんはシトロンの25点連発を、どう評価しますか。負けた試合の個人記録に価値があるのか、それとも来季への布石なのか。ぜひコメントやSNSでご意見を聞かせてください。
※準決勝の日程は決まり次第、公式サイトでご確認ください。
引用:https://clutchpoints.com/wnba/washington-mystics/mystics-news-sonia-citron-historic-feat-series-sweep-dream

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