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『10段階で20だ』——レブロンが2020年優勝パレードの不在に滲ませた本音

 

レブロン・ジェームズが、2020年のレイカーズ優勝でパレードが開かれなかったことについて、今も心に引っかかっていると明かしました。自身のポッドキャスト「Mind the Game」で語った内容をYahoo Sportsが伝えています。ファンと喜びを分かち合えなかった悔しさが、6年たった今もはっきり残っていることがうかがえます。

本人が語ったパレードへの思い

レブロンは、この件がどれほど気になっているかを問われ、「10段階で言えば20」と答えたと伝えられています。理由は、ロサンゼルスのファンとともに祝うことができなかったからです。

さらにレブロンは、優勝パレードのルートまで思い描いていたようです。オリンピック・ブールバードを通って、ダウンタウンのステープルズ・センターへ向かう道筋でした。現在の名称であるクリプト・ドットコム・アリーナではなく、昔ながらの呼び名であるステープルズ・センターで話していた点も、本人の思い入れを感じさせます。優勝バナーは今も本拠地の天井に掲げられていますが、街を挙げて祝う場だけは訪れなかったということになります。

2020年優勝の背景を振り返る

2020年のレイカーズは、新型コロナウイルスの影響で中断したシーズンを、フロリダ州オーランドの「バブル」と呼ばれる隔離環境で再開し、ファイナルでヒートを4勝2敗で下しました。レブロンはファイナルMVPに輝き、これは自身4度目の受賞でした。レイカーズは通算17回目の優勝で、当時の最多記録だったセルティックスに並んでいます。

ところが祝賀の場は、感染対策のために大きく制限されました。コート上で頂点に立ったにもかかわらず、街で喜びを爆発させる機会は失われたのです。レブロンが長く引きずっている理由は、ここにあると言えそうです。10月に終わったファイナルの直後というタイミングも重なり、街全体が静かに優勝を迎えたことは、当時のファンの記憶にも残っています。それでもレブロンが「20」と答えたのは、優勝そのものより、ファンと共有する時間をどれだけ大切にしているかの表れではないでしょうか。

現在の立場と今後の見どころ

注目したいのは、その発言が今のレブロンの立場とどう重なるかです。レブロンは現在76ersの一員で、ESPNはニック・ナース監督が「オフェンスの創り手」としての役割を思い描いていると伝えています。レイカーズを離れた後に、レイカーズでの未完の思い出を語ったことになります。

筆者の考察ですが、この発言はレイカーズのファンにとって、感謝と寂しさが入り混じった複雑な知らせになるでしょう。一方、今季から76ersで新たな挑戦に臨むレブロンにとっては、「祝う場を勝ち取る」という動機づけにもなりそうです。ちなみにレブロンはキャリアを通じて、街と一体になって優勝を祝う体験を何度も語ってきました。クリーブランドでの2016年の優勝パレードも、その大きな一例です。今回の発言は、パレードを逃したことが数ある勝利の中でも特別な悔いとして残っている証拠だと受け取れます。

レイカーズファンの視点では、どの時代の優勝にも思い出の祝祭があるべきだという感覚が強いはずです。6年越しに本人が悔しさを口にしたことで、あの優勝が持つ意味をあらためて語り合う声も増えそうです。祝賀の機会を逃した悔しさは、数字や記録では埋められません。だからこそ、76ersで迎える今季の一戦一戦に、レブロンがどんな熱量で臨むのかが注目されます。

関連情報

レブロンの新天地での起用法や、キャンプの様子は当ブログの過去記事でも取り上げています。続報があればお伝えします。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/lebron-james-says-still-bothers-021601498.html

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