レイカーズが現地10月5日、プレシーズン初戦でキングスを127対103で下しました。見出しを飾ったのはルカ・ドンチッチの21得点ですが、私がより強く印象に残ったのは、チームが奪った15スティールという数字です。得点より守備に目が向くプレシーズンの初戦は、そうそうありません。
試合の詳細:ルカは21点、守備で奪った15スティール
ルカは21得点を記録し、3ポイントは9本中3本の成功でした。第2Qの途中に太ももへ膝を受ける場面がありましたが、そのまま試合に残ったと伝えられています。ザイール・ウィリアムズは3ポイント3本すべてを沈めて13得点、マティス・タイブルは2スティールに2本の3ポイントと、脇役が数字を残しました。
チームは3Qまでに33本のシュートを決め、うち23本がアシストでした。フィールドゴール成功率は5割を超え、キングスの3ポイントは19本中3本に抑え込んでいます。キングスのダリウス・アキュフは19得点4アシストでしたが、5ターンオーバーを喫しました。
なお、この試合はウォーカー・ケスラー(指の負傷)、オースティン・リーブス(足首)、コリン・セクストンとアーサー・カルーマ(いずれも下半身)が欠場しています。主力が揃わない中での大勝という点は、割り引いて見る必要があります。
新守備の正体:全面から圧力をかける長身ウイング
JJ・レディック監督は試合後、新しい守備の狙いについて「私が就任してから初めて、フルコートでボールを取りに行って相手を混乱させられる選手が複数いる」という趣旨の発言をしています。長い腕を持つウイング陣が前線からプレッシャーをかける「ライン・オブ・コンフロンテーション」という考え方が土台にあるようです。
数字にも表れました。この試合のスティールは15個で、昨季の1試合平均8.5個のほぼ倍です。第1Qだけで4スティールを記録しており、立ち上がりから狙いが機能していたことがわかります。
今後の展望:ルカの負担は減るのか
ルカは攻撃面で絶大な力を持つ一方、守備の負担が議論になる選手でもありました。周囲が前線から奪えるようになれば、ルカは攻撃に力を温存でき、ゲーム終盤の勝負強さにもつながるはずです。ただし、プレシーズンは相手も本気度が低く、数字をそのまま公式戦に当てはめるのは禁物です。主力が戻った状態でも同じ守備が機能するかが、真の試金石になるでしょう。
皆さんはこの新守備、レギュラーシーズンでも通用すると思いますか。ルカ中心のオフェンスと、前線からの守備をどう両立させるのかが、今季のレイカーズ最大のテーマになりそうです。
また、リーブスが戻った時にルカとのバランスがどうなるのかも見逃せません。攻撃の選択肢が増えれば、守備に割ける体力の配分も変わってきます。ターンオーバーから速攻につなげる形が定着すれば、ハーフコートで時間をかけて崩す負担も軽くなり、シーズンを通した消耗も抑えられるかもしれません。
レディック監督にとっても、この守備は長い目で見た武器になり得ます。個の力に頼るチームから、組織で奪うチームへの変化が見えれば、ルカの時代の次の形が見えてきます。開幕までの残りの試合で、同じ圧力がどれだけ再現できるのかを、引き続き追いたいと思います。
関連情報
試合の流れを見ると、キングスは主力が揃っていたわけではなく、レイカーズも半数近くの選手を欠く中での一戦でした。つまり勝敗以上に、どの選手が前線で強度を出せていたかを見るのが今の時期の正しい楽しみ方です。
レイカーズの次戦以降の日程は、NBA公式サイトで確認できます。プレシーズンの動向をチェックしながら、開幕に向けた陣容の変化を追いかけていきましょう。
引用:https://sports.yahoo.com/articles/luka-doncic-scores-21-lakers-044415479.html

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