オリビア・マイルズ

19.8点6アシストのマイルズが先頭に立つ、5人枠が6人に膨らんだ新人チームの舞台裏

 

WNBAは2026年のオールルーキーチームを発表しました。選出は例年の5人ではなく6人で、リンクスのオリビア・マイルズ、ウィングスのアジー・ファッド、ストームのフラウジェイ・ジョンソン、スカイのシドニー・テイラー、テンポのキキ・ライス、リバティのポリーヌ・アスティエが名を連ねました。ライスとアスティエが投票で並んだため、枠が1つ増えました。

1位指名から無名の新人まで、6人の数字

Newsweekによると、先頭に立つマイルズは全体3位指名のガードで、1試合平均19.8点、6アシスト、4.7リバウンドを記録しました。ルーキー・オブ・ザ・マンスに選ばれ、MVP投票ではリーグ2番目に多い票を集めています。所属のリンクスはレギュラーシーズンでリーグ最高の成績を残しました。

全体1位指名のファッドは、ウィングスで30試合に出場して13.1点、1.7スティールを記録し、3ポイント成功率は39.7%でした。膝のけがでシーズンを早く終えましたが、30試合で選出されました。

ジョンソンは出場した42試合すべてで先発し、14.9点、4.8リバウンド、2.9アシストを記録しました。1シーズンで600得点、200リバウンド、100アシスト、50スティール、28ブロックに到達したのは、WNBA史上の新人で初めてです。

テイラーはドラフト外から入り、13.6点を平均しました。決めた3ポイントは71本で、新人の中で最多です。ドラフト外の新人としては、史上最高の得点力です。

テンポ史上初のドラフト指名を受けたライスは、13.4点、3.7リバウンド、3.5アシストでフィールドゴール成功率47.2%でした。足首のけがで出場が限られた中での選出です。ドラフト外のフランス人ガード、アスティエは9.3点、3.3アシストで、200本以上のシュートを放った新人の中では最高となるトゥルー・シューティング・パーセンテージ63.5%を残しました。

クラークの記録を超えたマイルズと、ドラフト順位が当てにならない一年

Bleacher Reportによると、マイルズは新人の最多得点でケイトリン・クラークの記録を上回りました。マイルズはナフィーサ・コリアーが足首の手術で離脱した間も、リンクスを引っ張りました。マイルズの19.8点は、フィールドゴール成功率49.2%、3ポイント成功率38.8%の上に積み上がった数字です。

今季のオールルーキーチームで目を引くのは、ドラフト順位の影響が小さいことです。1位指名のファッドは30試合で選ばれましたが、ドラフト外のテイラーとアスティエも同じチームに入りました。テイラーはスカイでスカイラー・ディギンズとリッキア・ジャクソンが離脱した間に大きな得点の役割を担い、37試合で13.6点を稼ぎました。順位ではなく、与えられた出場時間の中で何を残したかが評価を分けた形です。

最下位の苦しみも数字に出ています。ジョンソンのストームは8勝36敗でリーグ最下位でした。それでもジョンソンは9月のエーシズ戦でシーズン最多の29点を奪い、3度のダブルダブルを記録しています。負けが込むチームの中心で積み上げた数字が、史上初の記録につながりました。

ファッドとマイルズの比較は何年も続く

Bleacher Reportは、1位指名のファッドがキャリアを通じてマイルズと比べられ続けると指摘しています。今季の得点はマイルズが19.8点、ファッドが13.1点で、差は6.7点です。ただしファッドの3ポイント成功率39.7%はマイルズの38.8%を上回っており、シュート効率では並んでいます。差を分けたのは出場試合数とけがです。

6人のうち5人がガードというのも今季の特徴です。2年目以降の勝負は、外のシュートに加えて、ジョンソンのようにリバウンドとブロックまで稼げるか、アスティエのように効率で上回れるかにかかります。マイルズは新人としての得点記録を手にし、ファッドは膝が癒えればその比較の相手として立ち続けます。来季のWNBAは、この6人の成長が新しい序列を決めます。

引用:https://www.newsweek.com/sports/wnba-announces-2026-all-rookie-team-with-surprising-twist-12569844

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