アトランタ ドリーム カール・スメスコ WNBAファンブログ

11点と10点、スメスコが「ボーラスなしでは勝てなかった」と言い切った2試合の裏側

 

ドリームのカール・スメスコHCが、ルーキーのイゾベル・ボーラスについて「イジーがいなければ第2戦も第3戦も勝てなかったと思う」と言い切りました。ファイナルを前にしたアトランタでのメディア対応で、準決勝リバティ戦の勝利をそう振り返っています。Yahoo Sportsによると、ボーラスはグレイ不在の2試合でベンチから流れを変えました。

グレイ欠場の2試合で積み上げた21得点

ボーラスは10月7日の第2戦、101対98のオーバータイム勝利で11得点を記録しました。ベンチから出た22歳は、連続ポゼッションで3ポイントを沈めました。2日後にバークレイズ・センターで行われた第3戦は85対83で、10得点2スティール2リバウンドです。2試合合計で21得点を挙げ、ドリームはスイープでファイナルへ進みました。

この2試合、チーム得点王のアリーシャ・グレイは第1戦で左手を痛め、欠場していました。第2戦はジョーディン・カナダとアンジェル・リースがともに23得点、ナズ・ヒルモンが規定の40分の残り20.8秒でレイアップを決めて勝ち越し、マリーン・フォトーの3ポイントでオーバータイムに入る展開でした。6人が2桁得点に達した試合で、ボーラスの得点は勝負どころで効いていました。第3戦はリースが22得点、ライン・ハワードが21得点でした。ブレアナ・ステュワートは最後の場面で同点のチャンスを逃しています。

プレーオフ序盤との落差が示すもの

ボーラスはオーストラリア出身の22歳で、ルーキーシーズンのレギュラーシーズンは31試合で平均4.5得点でした。Fox Sportsによると、プレーオフ最初の3試合は平均10.7分の出場で2.3得点です。準決勝の2試合は1試合平均10.5得点で、プレーオフ序盤の2.3得点を大きく上回っています。

スメスコは第3戦の第2クオーターが接触の増える時間帯だったと説明し、「プレーオフでは当たりが激しくなると理解していて、冷静さを失わず次のプレーへ切り替えた。あれは本当に良かった」と語りました。出場機会が増えた瞬間に備えていた、とも述べています。主力の欠場で回ってきた役割に、結果で応えた形です。

ファイナルで試されるドリームの層の厚さ

ドリームはレギュラーシーズンを30勝14敗で終え、スメスコ体制の2年目でこの成績は昨季と同じです。昨季は1回戦で敗れましたが、今季はワシントン・ミスティックスとリバティを連続でスイープし、10連勝でファイナルに入ります。対戦相手のヴァルキリーズには、レギュラーシーズンの3試合すべてで敗れています。スコアは77対66、78対75、7月4日の88対83でした。

スメスコは当時のチームを「お互いとのプレーを学んでいる最中だった」と振り返り、8月26日に加入した17年目のデワナ・ボナーと、リースの成長が違いを生んでいると語りました。ボナーはプレーオフで平均13.2得点を挙げています。リースは10月1日に発表された最優秀守備選手賞を獲得し、平均12.1リバウンドでリーグ1位でした。スメスコは、ヴァルキリーズに勝った3試合の時点と比べ、いまのドリームは「はるかに良いチーム」だと言い切っています。

ボーラスは準決勝の2試合で、グレイ不在でもドリームが崩れない理由を数字で示しました。ファイナルでも主力の穴をベンチが埋められるかが、3連敗の相手に勝つための条件です。ボーラスはその役割をすでに果たした選手で、スメスコの信頼は誇張ではありません。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/karl-smesko-says-dream-dont-010150477.html

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です