ケイトリン・クラーク

28勝と平均96.0点の裏側、クラークが『いつも支えてくれた』と語ったホワイトHCへの感謝

 

フィーバーのクラークが、ステファニー・ホワイトHCへの感謝を公の場で口にしました。Gameday Chatterによると、クラークはインディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行った終了時のインタビューで、「She’s always supported me(彼女はいつも私を支えてくれた)」と語りました。2年間をともにした指揮官を、自分の言葉で擁護した形です。

28勝を挙げたシーズンと、クラークの数字

2026年のフィーバーは44試合で28勝16敗を記録しました。28勝は球団最多で、2025年の24勝から4つ積み上げています。チームの平均得点は96.0点で、2010年にフェニックスが残した93.9点を上回るリーグ史上最高の数字です。オフェンシブレーティングは117.0、フィールドゴール成功率は48.7%、3ポイント成功率は38.6%でした。

クラーク個人は40試合に出場し、キャリアハイの平均22.3点、8.3アシスト、4.0リバウンドを残しました。平均22.3点はリーグ3位、アシスト数は2位です。ダブルダブルは14回、3ポイント成功率は36.1%でした。ケルシー・ミッチェルも44試合で平均24.7点を挙げ、リーグ2位の得点力を見せています。

一方で守備は課題を残しました。失点は平均90.4点でリーグ15チーム中11位、ディフェンシブレーティングは110.3で9位です。ネットレーティングは+6.7でしたが、シーズンは6位通過で終わり、10月1日のプレーオフ1回戦でエーシズに83対94で敗れました。エイジャ・ウィルソンが36点10リバウンドを記録し、アーリヤ・ボストンは19点10リバウンドで応えましたが、シリーズは1勝2敗でした。

衝突と批判を越えて、クラークが守り続けた指揮官

ホワイトとクラークの関係は、順風だけではありませんでした。5月30日のポートランド戦では、ホワイトがクラークとボストンをベンチに下げた直後にポートランドが13対2のランを見せ、フィーバーは84対100で敗れました。この場面でふたりは言葉を交わしました。6月1日、クラークは長引く確執を否定し、勝ちたい者同士が起こす自然なやり取りだったと説明しています。

8月11日のリバティ戦前には、ホームのファンがホワイトにブーイングを浴びせました。クラークは試合後、このブーイングに異を唱えて指揮官を支持しています。この試合はフィーバーが106対92で勝ち、ミッチェルが28得点、クラークが22得点10アシストを記録しました。

今回のインタビューでクラークは、インディアナの指揮官は常に厳しい批判にさらされる立場だと語り、ホワイトに感謝を伝えました。さらにアシスタントコーチ陣の戦略面の仕事を評価し、結果の責任は選手にもあると述べています。批判がコーチ陣だけに向かうことに、選手として異を唱えた発言です。

ホワイト続投とミッチェル再契約が決めるフィーバーの2027年

ホワイトは10月3日の会見で、2027年も指揮を執りたいと明かしたうえで、判断は球団首脳が下すと述べました。アンバー・コックスGMは優勝への期待に届かなかったことを認め、ホワイトと選手の関係の良さを評価しましたが、2027年の去就は明言していません。ホワイトは2015年にWNBAファイナルへ導いた実績があり、2023年にはコネチカットでコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

フィーバーの最優先課題は、アンリストリクテッドFAとなるミッチェルの再契約です。コックスGMはこれを最優先事項に挙げました。クラークが平均22.3点、ミッチェルが平均24.7点を稼ぐバックコートは、リーグ史上最高の得点力を生んだ中心です。ここにボストンが加わる3人の核が崩れなければ、守備の再建に集中できます。クラークが公の場でホワイトを支持した意味は大きく、核の選手が指揮官続投に反対していない事実は、球団首脳の判断を後押しします。2027年のフィーバーはホワイト体制の継続を軸に、守備の改善を最大のテーマとして動き出します。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/she-always-supported-clark-says-121500752.html

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