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ルカが熱望する“Aクラスのセンター”──FA初日にデュレンがレイカーズと会談、ピストンズ残留に黄信号

 

FAが開幕すると同時に、センター市場の主役が大きく動き出しました。今夏屈指の制限付きFAであるジェイレン・デュレンが、解禁初日にレイカーズとキングスの2チームとの会談を設定したと報じられています。背景にあるのは、レイカーズの司令塔ルカ・ドンチッチが「Aクラスのセンター」との共演を望み、その意向をフロントに伝えていたという事情です。第一印象として、これは単なる補強候補の話ではなく、レイカーズが次の数年をどう描くかという根幹に関わる動きだと感じました。

オールスター初選出、60勝の主軸が放つ存在感

デュレンの市場価値は、昨シーズンの成績がそのまま物語っています。身長208センチ、体重113キロのこの22歳は、自身初のオールスターに選出され、オールNBAサードチームにも名を連ねました。平均19.5得点をフィールドゴール成功率65%という高効率で挙げ、10.5リバウンド、2.0アシストを記録。所属するピストンズは60勝を挙げ、東カンファレンス1位の座をつかんでいます。若くして勝てるチームの主軸を担った実績は、どのチームにとっても魅力的です。とりわけ高さと運動能力を兼ね備えたリムランナー型のセンターは、現代のNBAでも希少価値が高く、22歳という年齢を考えれば伸びしろも大きいといえます。キングスとの会談も予定されていると報じられており、争奪戦の様相を呈してきました。

レイカーズの台所事情とマッチングの壁

レイカーズは、ディアンドレ・エイトンが810万ドルのオプションを行使したものの、来季のロスターに名を連ねるセンターはそのエイトンのみという状況です。フロントインサイダーのボビー・マークスによれば、レイカーズには5200万ドルのキャップスペースがあり、デュレンへオファーを出す余力はあります。ただし、モラトリアム期間中にオファーシートを提示した場合、ピストンズは7月7日午後11時59分(東部時間)までにマッチが可能です。仮にマッチされれば、レイカーズは資金を拘束されたまま主力FAを取り逃すリスクを負います。残留交渉中のレブロン・ジェームズ、八村塁、ジャクソン・ヘイズ、ルーク・ケナードらの去就とも、慎重に天秤にかける必要があります。なお同チームはオースティン・リーブスと4年1億8500万ドルの延長契約で合意したと伝えられています。

ピストンズはどう動くのか

一方のキングスがデュレンを獲得するには、サイン・アンド・トレードが前提となり、その場合は残り2年9400万ドルを抱える3度のオールスター、ドマンタス・サボニスを含む形が必要だと報じられています。ただ現時点では、ピストンズはデュレンをサイン・アンド・トレードに乗せる気はないとされます。制限付きFAという立場上、最終的な主導権はピストンズが握っており、デュレンが交渉の方向性に不満を抱いていたという報道とあわせて、駆け引きは一段と複雑です。プレーオフでは平均10.2得点(成功率51.4%)、8.5リバウンドと数字を落とし、デトロイトは第4シードのキャバリアーズに2回戦で敗れました。この経験を糧に評価を高められるかも、今後の注目点です。

八村塁にも及ぶ余波、今後の注目点

この一件は、日本のファンにとっても他人事ではありません。八村塁もレイカーズのFAであり、チームがデュレン獲得にどれだけ資金を投じるかは、そのまま八村の残留条件にも影響します。レイカーズが大型補強に動けば、限られた予算配分の中で八村との交渉条件が変わる可能性も否定できません。司令塔ルカの要望、レブロンの去就、そして八村のキャリア。複数の思惑が絡み合うレイカーズの夏は、初日から目が離せません。続報を注意深く追っていきたいところです。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/49220996/sources-restricted-free-agent-duren-meet-lakers-kings

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