ケイトリン・クラーク

フィールドゴール50.9%で週間25.7得点9.7アシストです──ターンオーバー1個の29得点10アシストを含む3試合で、クラークがAP通信の週間最優秀選手に今季2度目の選出

 

現地時間8月17日、AP通信の週間最優秀選手にケイトリン・クラークが選ばれました。今季2度目の受賞です。前日の日曜にアトランタ・ドリームを95対91の延長戦で下し、フィーバーが連勝を4に伸ばした直後の発表でした。数字を追いかけていくと、この一週間は「爆発した一戦」で持っていった表彰ではなく、3試合すべてで水準を落とさなかったことによる受賞だとわかります。派手さよりも安定感で勝ち取った1票、というのが第一印象です。

週間平均25.7得点9.7アシスト、決め手はターンオーバー1個の夜

対象週のクラークは平均25.7得点9.7アシスト3.3リバウンド、フィールドゴール成功率50.9%を記録しました。ガードで25得点を超えながら成功率が5割を上回るというのは、それだけで十分に異常な効率です。

起点は8月11日のニューヨーク・リバティ戦でした。22得点10アシスト、3ポイントは4本成功。フィーバーは最大21点のリードを築き、106対92で勝ち切っています。ディフェンディングチャンピオンを相手にダブルダブルを積み上げたこの試合が、週の流れを決めました。

3日後のダラス・ウィングス戦が、おそらく今回の受賞を確定させた一戦です。29得点3リバウンド10アシスト、そしてターンオーバーはわずか1個でした。同じ試合で得点数はペイジ・ベッカーズと並びましたが、クラークのほうが少ない本数でその数字に届いています。ボールを持つ時間が長いポイントガードが、これだけ支配してミスを1個に抑えるのは簡単ではありません。

7月の「45得点10アシスト」との違い、同じ表彰でも中身は正反対

クラークにとって今季1度目のAP週間最優秀選手は7月20日でした。きっかけは7月17日のシアトル・ストーム戦で記録した45得点10アシストという一撃で、これは球団の1試合得点記録を塗り替えた夜でもあります。当時はまだ出場時間に制限がかかっていた時期で、限られた時間のなかで一気に爆発したことが評価につながりました。

今回はまったく性格が違います。22得点、29得点、そして週明け16日の26得点と、どの試合も25点前後で揃っています。アシストも10、10、9とほぼ横並びです。一発の記録で目立つ選出から、3試合を高い水準でならす選出へ。同じタイトルでも、そこに至る道筋が7月と8月でこれだけ変わったという点は、クラークの3年目を語るうえで見逃せない変化だと感じます。

2週連続受賞のペースにいる、という事実が示すもの

注目したいのは、表彰対象になった週が終わった直後の8月16日、ドリーム戦で26得点3リバウンド9アシストを記録している点です。延長で2点差まで追い上げられた場面では、勝負を決めるフリースローを2本とも沈めています。つまりクラークは、受賞を発表された時点ですでに次の週の候補としても走り出している状態にあります。

8月11日と14日の2試合だけで51得点20アシスト。この生産力がそのまま続けば、2週連続受賞という展開も十分に見えてきます。フィーバーが4位を維持できている理由がどこにあるのかは、この数字だけでかなり説明がつくと言っていいでしょう。

もう一つ、個人的に気になっているのはターンオーバーの少なさです。3年目に入って被アイソレーションの回数が増え、相手のスカウティングは明確にクラークへ向いています。それでもミスが増えず、むしろ効率が上がっている。得点王争いや最多アシストといった見出しになりやすい指標の裏側で、この「削られなくなった」部分こそがMVP論争での評価軸になってくるはずです。

次戦はトロント・テンポ戦、5連勝を狙うロードゲーム

フィーバーは8月18日にアウェーでトロント・テンポと対戦します。テンポは10連敗中で、フィーバーにとっては今季2度目の5連勝を狙える相手です。クラークがこの流れをどこまで伸ばせるか、そしてレギュラーシーズン終盤のシード争いにどう跳ね返るか。ここからの数試合は、順位表以上にMVP投票への影響が大きい期間になりそうです。

元記事はこちらです。Athlon Sports

引用:https://athlonsports.com/wnba/indiana-fever/caitlin-clark-news-announced-after-game-against-angel-reese-atlanta-dream

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