第1Q22得点でタイ記録、エイジャが太鼓判を押したヤングの覚醒

 

9月17日(現地時間)に行われたシアトル・ストーム戦で、ラスベガス・エーシズのジャッキー・ヤングがキャリアハイとなる35得点を記録し、そのうち第1クォーターだけで22得点を挙げてWNBA記録に並びました。エーシズは114-77の大差でストームを下し、女子バスケットボールワールドカップによる中断明けの初戦を白星で飾っています。ヤングの爆発的なスタートに加え、試合後にはエイジャ・ウィルソンがチームメートへの称賛を惜しみなく語り、二人の信頼関係が改めて注目を集めました。

第1Qで22得点、ヤングとエイジャが見せた圧巻の攻撃力

ヤングは第1クォーターだけで22得点を叩き出し、ダイアナ・トゥラーシ(2006年)、ブリトニー・サイクス(2019年)、ジュエル・ロイド(2021年)に並ぶWNBA記録に到達しました。興味深いことに、ロイドは現在ストームに所属しており、皮肉にもヤングは自らが対戦していたそのストームを相手に、同チームの選手が持つ記録に並んだことになります。最終的にキャリアハイの35得点を記録したヤングに加え、エイジャも29得点を挙げ、二人合わせて64得点という圧倒的な攻撃力でエーシズの連勝を4に伸ばしました。エーシズはこの試合前の時点で27勝13敗と地区3位につけており、すでにプレーオフ進出を確定させています。ワールドカップ休止明けの初戦でいきなりキャリアハイを叩き出したヤングの勢いは、残り試合を戦う上でも大きな追い風になりそうです。

エーシズの中心コンビが歩んだ道のりと、金メダルという背景

エイジャは今回のワールドカップにおいて、故障からの回復を優先する判断で代表入りを見送っており、9月13日にアメリカ代表がフランスを相手に逆転で果たした5連覇の舞台には立っていません。一方のヤングはワールドカップで平均12.3得点、3.7リバウンド、3.2アシストを記録し、決勝ではプレーヤー・オブ・ザ・ゲームに選出されるなど金メダル獲得に大きく貢献しました。この結果、ヤングは高校州王者、NCAA優勝、WNBA優勝、オリンピック5人制と3人制の金メダル、そしてワールドカップ優勝という栄冠を史上初めて全て手にした選手になっています。エーシズでは2022年、2023年、2025年の3度の優勝を経験し、5度のオールスターにも選ばれてきたヤングですが、シーズンを通じては平均18.9得点、6.6アシスト、4.4リバウンド、フィールドゴール成功率48.7%、3ポイント成功率38.7%という安定した数字を残しており、今回の一戦はその集大成ともいえる内容でした。代表活動で己を高めたヤングと、休養を選んで万全な状態に整えたエイジャが同じコートで結果を出したことは、決して偶然ではないはずです。

噛み合う中心コンビ、プレーオフへ広がる期待

試合後にコートサイドで取材に応じたエイジャは、ヤングについて「コートの外で築いてきた絆と信頼があるから、彼女が何をすべきか、お互いに理解し合えているんです」と振り返っています。エーシズは残りのレギュラーシーズンをプレーオフのシード順位を懸けて戦うことになりますが、代表活動を経て心身をリフレッシュしたエイジャと、金メダルの勢いそのままに躍動するヤングという中心コンビが噛み合えば、2022年、2023年、2025年に続く4度目の優勝も十分に射程圏内だと感じます。ワールドカップ中断による約17日間のブランクがチームに与える影響を懸念する声もありましたが、今回の一戦を見る限り、その不安は杞憂に終わりそうです。むしろ、代表で結果を残した選手とチームに残って調整を重ねた選手がそれぞれの形で仕上がってきたことは、プレーオフに向けた大きな収穫と言えるでしょう。

今後の見どころ

エーシズはすでにプレーオフ進出を確定させており、残り試合ではシード順位の上積みを目指す戦いが続きます。ヤングとエイジャのコンビがこのまま調子を上げていけば、上位シードでのプレーオフ進出も現実味を帯びてきます。組み合わせや日程が発表され次第、あらためてお伝えしていく予定です。

引用:https://clutchpoints.com/wnba/las-vegas-aces/aces-news-jackie-young-ties-wnba-record-red-hot-start-storm

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