ダラス・ウィングスのペイジ・ベッカーズとアジー・ファッドが、2人の関係がすでに終わっていることを自分たちの口で明らかにしました。ファッドが司会を務めるポッドキャスト「Fudd Around and Find Out」にベッカーズが初めてゲスト出演し、ファッドが「ペイジと私にはみなさんに伝えたいことがあります。私たちはもう一緒ではありません」と切り出しました。
ベッカーズは「1年以上前に別れました」と時期を明かしています。ESPNによると、2人はチームメートとして働くうえでの疑問がファンから出ていたことや、ファッドが4月のドラフトでダラスに全体1位指名された経緯に関係が影響したという声があったことを受け、この話題を取り上げました。
ドラフトをめぐる憶測にベッカーズが明言した一言
もっとも大きな焦点になったのは、ファッドの全体1位指名との関係です。ベッカーズは「彼女がドラフトされる前、私たちは付き合っていませんでした。だからそんな憶測はもう終わりにしてください。彼女は私の恋人だからドラフトされたのではありません。実力があったから指名されたのです」と語りました。
ESPNによると、2人は2年連続で全体1位指名を受けた選手でもあります。ファッドはTCUのオリビア・マイルズを抑えて1位で指名され、そのマイルズはミネソタ・リンクスで新人王に輝きました。比較される立場に置かれたぶん、指名の正当性を巡る声は大きくなりやすい状況でした。
今季の数字を見ると、ベッカーズは平均20.9得点、4.1リバウンド、5.9アシストを記録してオールWNBAセカンドチームに選ばれました。ファッドは30試合に出場して平均13.1得点を挙げ、オールスターの3ポイントコンテストでは新人として初めて優勝しています。ファッドのシーズンは8月の右膝関節鏡手術で幕を閉じ、現在はリハビリとトレーニングに取り組んでいます。
UConnから続く2人の物語と、公表までの距離
2人はUConn時代からのチームメートで、プロ入り後もダラスで同じユニフォームを着ています。8月にはUConnのドキュメンタリー公開に合わせて、「秘密ではなく、プライベートです」という立場で自分たちの関係に触れていました。今回の発表はその延長線上にあり、触れるべき範囲を自分たちで決めて語るという姿勢は一貫しています。
ファッドは今回、「話す必要があることはすべて話しました。残りは私たちの中にとどめます」と述べました。ベッカーズは「私たちは今も支え合っています。これからも素晴らしい友人であり、素晴らしいチームメートです」と語り、ESPNによると2人はプロとしての立場を「最大限のプロフェッショナル」と表現しています。
2人はファンに対し、自分たちや周囲のチームメートの振る舞いを深読みしないよう求め、「どんな種類の憎悪も容認しません」とも訴えました。チームメートや友人、家族への攻撃を止めてほしいというメッセージで、発表の目的が関係の説明にとどまらず、周囲を守ることにもあったことがわかります。
新アリーナで迎える2027年、コートの外の話題は決着します
ウィングスは来季、約7000席のUTアーリントンのカレッジパーク・センターから、約1万9000席のダウンタウン・ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターへ本拠地を移します。会場の規模が約2.7倍に広がるぶん、ベッカーズとファッドが並ぶ姿への視線もこれまで以上に集まります。
関係を巡る憶測の火種は、本人たちの発言で消えました。ベッカーズが得点源として引っ張り、膝のリハビリを終えたファッドが1on1の力を磨いて加わる構図が整えば、2027年のウィングスの話題の中心はバスケットボールそのものに戻ります。コート外の物語に区切りをつけた2人は、新アリーナの開幕戦から実力で評価を受ける立場に立ちます。
引用:ESPN、Yahoo Sports

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