2028-29年開幕へ、120億ドル超の争奪戦が動き出したラスベガスの転機

 

NBAがラスベガスに誕生する拡張チームの新オーナー選定を、いよいよ大詰めに進めています。ESPNなどの報道によれば、リーグは最終候補3グループの入札内容を精査しており、金額はフランチャイズと新アリーナを合わせて120億〜130億ドル規模になる見通しです。日本円にすれば1兆円を超える計算で、スポーツビジネスの桁が変わってきたことを実感させられるニュースでした。

最終候補は3グループ

報じられている候補は次の3組です。

  • ナンシー・ウォルトン・ローリーとビル・ローリー(報道上の資産は170億ドル)
  • スティーブ・アポストロポロスとマーク・ラスリー(兄弟のジムとピーターも参加)
  • ビル・フォーリーとジェリー・コランジェロ

報道は、ショームス・シャーラニアによるものです。いずれの陣営もすでに名の知られた資産家や経営者が並んでおり、価格競争が激しくなっていることがうかがえます。

なぜシアトルより先にラスベガスなのか

拡張の候補地としてはシアトルも挙がっていますが、現時点ではラスベガスの手続きが先行しています。報道によると、ラスベガスのほうが入札の競争が活発で、提示額も高いことが理由です。一方のシアトルは、クライメート・プレッジ・アリーナがすでに使える状態にあるため、手続きが急がれていない面があるとされています。ラスベガスは新しいアリーナを建てる必要があり、その費用が上記の巨額に含まれていると読めます。

また、ラスベガスの入札で敗れたグループが、今後シアトルの手続きに加わる可能性も指摘されています。つまり、今回の決定はシアトルの行方にも影響するということです。

今後のスケジュールと独自の見方

スケジュールについては、正式な承認手続きは2026年12月末までに進められ、新チームの参入目標は2028-29シーズンと伝えられています。決定時期は近いとされていますが、理事会の投票日は明らかになっていません。

NBAの拡張をめぐっては、権利金の高騰が続いています。120億ドルという数字は、リーグの放映権収入やチーム価値の上昇を背景にした評価でしょう。私の見方として、注目すべきは金額そのものより、アリーナ整備まで含めた総額で語られている点です。ラスベガスはアメリカ有数の興行の街で、試合以外の収益も期待できます。その分、オーナーには長期の投資体力が求められます。

また、日本のファンにとっては、ロースターが増えることで選手の出場機会が広がる可能性があります。八村塁や河村勇輝のような日本人選手にとって、新チームの誕生は選択肢を広げる話になるかもしれません。ただし、これは現時点で分かっている事実ではなく、あくまで期待として書いておきます。

ファンが議論したくなるポイント

気になるのは、最終候補が3組に絞られたあとも、価格がどこまで上がるのかという点です。報道では120億〜130億ドルが目安とされていますが、最終的な落札額は確定していません。また、ラスベガスを先に決めることで、シアトルの手続きにどんな影響が出るのかも論点になりそうです。新チームが加われば、リーグの勢力図や日程にも影響が出るはずで、ファンにとっても見逃せないテーマです。

注目しておきたい点

最終的にどのグループが選ばれるのか、そして2028-29シーズンに向けてチーム名や本拠地がどのように発表されるのか。続報が出次第、追いかけていきます。あわせて、拡張が決まった場合に日程や地区編成がどう変わるのかも、今後の見どころになりそうです。

引用:https://www.tsn.ca/nba/article/sources-nba-reviewing-bids-from-three-finalists-for-vegas-team-n1-50060732/

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