デワナ・ボナー

39歳ボナーのベンチ23点、ドリームを押し上げた第3Q32対15の号砲

 

WNBAプレーオフ準決勝の初戦で、アトランタ・ドリームがニューヨーク・リバティを92対82で下しました。主役に躍り出たのは、ベンチから出てきた39歳のデワナ・ボナーです。数字だけを見ても驚きですが、試合の流れを丸ごと変えた存在感こそが今夜の本質だと感じました。

ベンチから30分で23点、数字で見るボナーの夜
ボナーは控えとして30分間コートに立ち、23得点9リバウンド2アシスト2スティールを記録しました。シュートは18本中10本成功、3ポイントは6本中3本です。ベンチスタートの選手がこれだけの得点を挙げ、しかも効率を保ったことが、ドリームの勝因を語るうえで欠かせません。

試合そのものも、前半はニューヨークが40対37とリードして折り返しています。流れが変わったのは後半で、ドリームは第3クォーターだけを32対15で圧倒しました。1つのクォーターで17点差をつければ、勝負の大勢はほぼ決まります。

ほかにもジョーダン・カナダが25得点(9本成功/14本中)、エンジェル・リースが17得点7リバウンド、ライン・ハワードが16得点8アシストと、4人が2桁得点に乗りました。ボナー1人に頼るのではなく、チーム全体で後半に一気に攻め切った形です。

なお、同じYahoo Sportsの記事では、リースが17得点に加えて守備でも存在感を示し、「最優秀守備選手賞の選手がアトランタにいるのには理由がある」という趣旨のコメントを残したと伝えられています。攻守両面で圧力をかけ続けたことが、第3クォーターの大差につながったと見るのが自然です。

39歳以上で20点超え、歴史に並んだ記録
Yahoo Sportsは今回のボナーについて、次のように伝えています。「39歳以上でプレーオフ1試合20得点以上を挙げたのは、テイジ・マクウィリアムズ=フランクリン、ダイアナ・トーラジ、アリシャ・クラーク、そしてデワナ・ボナーだけ」(原文の趣旨)。

並んだ名前を見ると、いずれもリーグの歴史に残る長寿選手ばかりです。年齢を重ねても得点で試合を動かせる選手はごく限られており、ボナーがその輪に加わったことは、キャリアの重みを物語っています。

ここで注目したいのは、ボナーが先発ではなく控えとして結果を残した点です。出場時間をやりくりしながら要所で爆発できる選手は、プレーオフのような短期決戦でこそ価値が跳ね上がります。ベンチの層の厚さは、短い試合間隔の中で消耗する先発陣を支える最大の武器になります。

グレイの負傷と第2戦への視点
一方で、ドリームには気がかりな材料もあります。オールスター選手のアリシャ・グレイが試合中に負傷し、出場は10分47秒にとどまりました。ESPNの見出しでは手の負傷と伝えられていますが、詳しい程度や出場可否は、私が確認できた範囲では明らかになっていません。第2戦までに新たな情報が出る可能性があるため、続報は要確認です。

もしグレイが欠場、あるいは万全でない状態になれば、得点源の穴を誰が埋めるかが焦点になります。この夜の内容を見る限り、ボナー、カナダ、ハワード、リースと得点源が分散していることは、ドリームにとって心強い材料です。ボナーの当たりが続くかどうかも、シリーズの行方を左右すると思います。

リバティ側にとっても、立て直しは簡単ではありません。第3クォーターの17点差を取り返すには、ボール運びの安定と守備の修正が欠かせず、第2戦でどんな手を打つかが見どころです。

第2戦の観戦情報
準決勝の第2戦は、現地10月7日の午後7時30分(東部時間)に行われます。日本時間では10月8日の朝8時30分ごろです。初戦を取ったドリームが勢いを維持するのか、それともリバティが反撃に転じるのか、目が離せない一戦になりそうです。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/dream-dewanna-bonner-joins-rare-232920932.html

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