カニンガム

なぜカニンガムはFIBAを名指ししたのか、フィーバー1回戦敗退の伏線

 

カニンガムが、フィーバーの1回戦敗退をFIBA女子ワールドカップによる中断と結びつけて語りました。「We were so good, and it was so much fun」と振り返ったうえで、「I think FIBA kind of hurt our momentum a little bit」と続けたと、Yahoo Sportsが伝えています。シーズンを終えたばかりの選手が、リーグの日程に一石を投じた形です。私の第一印象は、これは単なる言い訳ではなく、チームが感じていた手応えの大きさの裏返しではないか、というものでした。

中断前の手応えと、再開後の2勝2敗

まず確認できる事実を整理します。女子ワールドカップのためにWNBAは約3週間の中断に入り、各チームにレギュラーシーズンが4試合残った状態で再開しました。AP通信の配信記事によると、フィーバーは再開後の日程にトロント、ワシントン、そしてミネソタとの2試合を残していました。そして再開後の4試合は2勝2敗です。

カニンガムの発言は「とても良い状態だった」という自己評価が前提にあります。好調のさなかに4試合を残して流れが止まり、再開後は2勝2敗にとどまった。その事実と、本人の感覚が重なっています。ただし、2勝2敗が中断の影響かどうかは、数字だけでは断定できません。要確認の部分です。

1回戦の3試合、数字が示す互角の戦い

フィーバーは1回戦でエーシズに1勝2敗で敗れました。第1戦はエーシズが取り、第2戦はフィーバーが99対89で勝って1勝1敗に戻しています。Bleacher Reportによると、この試合のクラークは27得点15アシスト7リバウンド、ミッチェルは26得点、ボストンは22得点でした。

一方のエーシズは、ジャッキー・ヤングが31得点、エイジャが22得点9リバウンドです。第2戦を見る限り、攻撃陣の顔ぶれでフィーバーが見劣りしていたわけではありません。だからこそ、最終戦で流れを引き戻せなかったことが、カニンガムの言う「勢い」という言葉に重みを与えます。なお、第3戦のスコアはここでは確認できていないため、記載を控えます。

ワールドカップ組の存在と、リーグ日程の難題

背景には、フィーバーの中心選手が代表活動に加わっていた事情があります。クラークとボストンはアメリカ代表として大会に出場し、アメリカは金メダルを獲得しました。国際大会で結果を出した選手たちが、帰国後すぐにリーグ戦の終盤へ戻る。この過密さが、チームの噛み合わせに影響した可能性はあります。

ただ、私は今回の発言を「FIBAが悪い」という単純な構図で受け取りたくありません。同じ日程で戦った他球団が複数あるからです。AP通信によると、リバティだけでも7人がワールドカップに出場しており、再開後の再適応が課題とされていました。中断の影響は全チームに及んだはずで、フィーバーだけが特別に不利だったとは言い切れません。ここは、ファンの間でも意見が割れるところでしょう。

今後の展望、オフに問われるのは何か

今回の発言が重要なのは、来季以降の日程議論に火をつける可能性があるからです。ワールドカップ後のリーグ再開をどう設計するか、代表組の休養と試合勘をどう両立させるか。選手側から具体的な声が出たことで、リーグも無視しにくくなります。

フィーバー自身にとっては、オフの補強や契約の議論とも地続きです。プレーオフ経験の積み上げと、再開後の立て直し方が、来季の課題として残りました。カニンガムが「7月と8月は誇りに思う」という趣旨も語っているとされる点は、チームが前向きに総括していることの表れでしょう。

関連情報

プレーオフは準決勝に入り、エーシズ対バルキリーズ、ドリーム対リバティの2カードが進行中です。日程と放送はYahoo Sportsの特集で確認できます。フィーバーの去就は、オフシーズンの動きとあわせて追っていきます。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/were-good-sophie-cunningham-now-075527128.html

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です