キャンディー・パーカー

パーカーの『5戦制』提言とリンクス敗退の記憶、第1ラウンドが抱えた伏線

 

キャンディス・パーカーが、WNBAプレーオフの第1ラウンドを「3戦制から最低でも5戦制へ広げるべきだ」と訴えました。ポッドキャスト「Post Moves」でフィーバーのアリーヤ・ボストンと語り合う中での発言です。準決勝が白熱する今、この提言が妙に重く響くというのが私の第一印象です。

パーカーが語った主張の中身

現在の第1ラウンドは、上位シードがゲーム1と3を主催する1-1-1方式の3戦制です。パーカーは「3戦制は下位シードに有利に働く」と指摘しました。下位シードがアウェーで1勝すれば、あとはホームで勝つだけで突破できるという理屈です。

そのうえで、リーグが「最高峰」を名乗るなら第1ラウンドは最低でも5戦制にすべきだという趣旨を語っています。フィーバーのステファニー・ホワイトHCも延長に賛成しており、エーシズのベッキー・ハモンHCは5戦制か、上位シードにより多くのホーム戦を与える2-1方式への回帰を支持しています。現場の指揮官が揃って声を上げている点は見逃せません。

1位が散った今季が、議論に説得力を与えた

今季の第1ラウンドでは、第8シードのリバティが第1シードのリンクスを2連勝で下しました。ゲーム1はミネソタでの勝利、ゲーム2は87-71でした。もちろん、これは3戦制だからこそ起きた番狂わせだったと断定できるわけではありません。5戦制なら結果が変わったかどうかは、誰にも分からないからです。

ただ、レギュラーシーズンを首位で終えたチームが、わずか2試合で姿を消す。この事実そのものが、短期決戦の振れ幅の大きさを物語っています。パーカーの主張は、この記憶が新しいうちだからこそ説得力を持つと感じます。

一方で、盛り上がりは過去最高でした。クラッチポインツが女子バスケ関連の情報発信者クリスティーナ・ウィリアムズの投稿として伝えたところでは、今季の第1ラウンドは全10試合の平均で約130万人が視聴し、2025年から37パーセント増、従来の記録だった2024年からも17パーセント増だったそうです。3戦制でも注目度は十分に高かった、という見方もできます。

背景にあるのは2025年の方式変更とお金の問題

1-1-1方式が採用されたのは2025年で、すべてのプレーオフ進出チームが最低1試合は本拠地で戦えるようにするのが狙いでした。観客動員やアリーナの稼働という点では理にかなった設計です。

一方、5戦制に変えるには壁もあります。記事によれば、フロント・オフィス・スポーツは、5戦制になればプレーオフ賞金プールが約40万ドル増えると試算しています。労使協定では、プレーオフの最大試合数が29を超えるとメリットボーナスが比例して増える決まりで、選手会との協議も欠かせません。

今後の展望と私の考え

2027年からレギュラーシーズンは50試合に拡大し、新労使協定のもとで2029年からは最大52試合まで増やせます。試合数が増えるなかで、日程の余白をどう確保するかが最大の論点になるでしょう。

私は、第1ラウンドだけを5戦制にする案は現実的な落としどころだと考えます。その場合、最大試合数の増加がボーナス規定にどう響くかが焦点になりそうです。ファンの皆さんは、3戦制の緊張感と5戦制の公平性、どちらを取りますか。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/really-want-best-best-candace-032503321.html

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です