エンジェル・リース

『毎日ワークアウトしてくれる』——リースが明かしたスメスコとの絆、ドリームを決勝へ運んだ舞台裏

 

ドリームがリバティを3連勝で下し、2013年以来となるWNBAファイナル進出を決めました。その決戦前夜にあたる10月9日、エンジェル・リースが語ったカール・スメスコ ヘッドコーチとの関係が、いま静かに注目を集めています。戦術やスタッツでは測れない、チームの芯にある信頼の話です。移籍1年目で自己最高のシーズンを送るリースの言葉から、ドリームの強さの理由を読み解いてみます。

リースが語った「毎日のワークアウト」

試合前の取材でリースが語ったのは、トレーニングキャンプから続くスメスコとの日課でした。ヘッドコーチ自らが毎日リースと一緒に汗を流し、一緒にシュートを打つというのです。リースはこれが自信につながっていると説明しました。さらに、スメスコはリースの成功やキャリアを本気で気にかけてくれていて、いずれMVP級の選手になると声をかけてくれるとも明かしています。

印象的だったのは、2人だけの握手の話です。リースによると、スメスコはどちらかといえば内向的な人柄で、自分が一緒にいるとおどけた一面が引き出されるそうです。リース自身も「彼のためなら何でもする」という趣旨の言葉で、勝ちたい気持ちを表現していました。なおMVPの件はあくまでリースが伝えた内容で、スメスコ本人の発言ではない点は押さえておきたいところです。

数字で見る、リースの今季

今季のリースはドリームで43試合に出場し、レギュラーシーズンは平均16.4得点、12.1リバウンド、2.8アシストを記録しました。プレーオフでは平均17得点、8.3リバウンド、2.3ブロック、1.8アシスト、1.8スティールと、得点もリバウンドもさらに上積みしています。特にブロックの2.3は、リバウンド職人というイメージにリムプロテクターの顔が加わったことを示す数字です。

第2戦の延長戦で試合を決めに行く場面でも、リースは勝負所のフリースローを沈めていました。技術だけでなく、メンタル面で支えられている選手の強さだと感じます。

過去との比較と背景

リースはシカゴで過ごした最初の2シーズンでも、リバウンドの強さでリーグを代表する存在でした。ただ、今季アトランタに移ってからは、役割とシステムが明確な環境で、攻守両面の貢献が増えた印象です。個人の才能を伸ばすには、起用法だけでなく、日々の対話と反復練習が欠かせないことを今回の話は教えてくれます。

加えて、ドリームは主力のアリーシャ・グレイが負傷で第3戦を欠場する中で3連勝を完成させました。1人の穴を全員で埋められるのは、ヘッドコーチと選手の距離が近いチームだからこそだと思います。

今後の展望と独自考察

ファイナルの相手は、もう一方のセミファイナルを勝ち上がったチームです。リースにとっては、キャリア初のファイナルという大舞台になります。私が注目するのは、短期決戦で相手が必ずリースにダブルチームを仕掛けてくる点です。そのとき、スメスコが毎日の反復で積み上げてきた判断力が試されるはずです。

スメスコが語ったとされる「MVP級になる」という言葉が現実味を帯びるのか、ファンの間でも議論が盛り上がりそうです。ファイナルでの働きが、その答えを大きく左右します。

引用:https://clutchpoints.com/wnba/atlanta-dream/dream-news-angel-reese-opens-up-about-close-relationship-karl-smesko

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です