レブロンがついに、シクサーズのユニフォームで初めてコートに立ちました。プレシーズンとはいえ、24年目のベテランにとって4つ目の所属チームでの初陣です。ブルックリンのバークレイズ・センターで行われたネッツ戦は108-114の敗戦でしたが、数字を見ると、この試合のレブロンはまったく別の顔を見せていました。
第一印象は、得点よりも「創る人」に変わったということです。1本のシュートで10得点という記録が、そのまま新しい役割を物語っているように感じました。
18分間の出場で何が起きたのか
レブロンの出場は前半の18分間のみで、10得点4リバウンド、チーム最多の5アシストでした。試投はわずか1本で、それを決め、残りの得点はフリースロー8本すべて成功で積み上げています。レブロンが出ていた時間帯、シクサーズはネッツを10点上回りました。
開始1分ほどでは、コート3/4を走り抜けたVJ・エッジコムへ長いパスを通し、レイアップをお膳立てしています。エッジコムは11得点で、「彼のような存在はものすごく引力があって、相手の注意を引きつける。だから自分は彼を活かして動くだけ」と話しています。
先発はエンビード、ジェイレン・ブラウン、マキシー、エッジコム、そしてレブロンの5人で、このユニットはプレシーズン初お披露目でした。前半の10分間では相手を2点上回っています。ブラウンが18得点、マキシーが14得点と、2人とも2桁に乗せました。
エンビードの8ターンオーバーと、見えてきた課題
一方で、エンビードは24分で6得点、シュート1本成功(5本中)、8ターンオーバーと苦しみました。本人は「ボールの管理をもっとよくしないといけない。毎年最初の数試合はこうなる」と振り返っています。ニック・ナース監督も「もっとうまくやれる選手だが、あの場にいてくれたことがうれしい」という趣旨のコメントをしており、ここ数年のケガの歴史を考えれば、まずコートに戻ったこと自体が前進と受け止めているようです。
もう一つの課題は、エンビードとブラウンのスペーシングです。前半にはエンビードが倒れ、避けようとしたブラウンも転倒する場面がありました。ブラウンは膝を少し曲げたものの、問題なさそうだと話しています。
ナース監督はレブロンの役割を、いわゆるポイントフォワードというより、オフェンスのクリエイターだと位置づけています。この試合の長短のパスを見る限り、その構想は少なくとも前半の18分では形になっていました。
開幕までの見どころと独自考察
私が注目したのは、レブロンが得点を取りにいかなかった点です。41歳のスターが1本しか打たなかったのは、控えめというより、周囲のエッジコムやブラウンに点を取らせる設計に思えます。エッジコムの「記録はもう持っているから、点を取りにいく必要はない」という冗談も、その空気を表していると思います。
もちろん、プレシーズン1試合の18分で結論は出せません。レブロン本人も「まだ時間がかかる。でも今夜はこれから積み上げるいい材料になった」と語っています。エンビードの調子とスペーシングの整理がカギになりそうです。
その後のボストン遠征は、セルティックスが144-106で勝利したとYahoo Sportsは伝えています。残りは10月16日にホームでボストンと対戦する試合で、ナース監督は先発をもう少し長く起用する意向だとされています。
観戦の目安と関連情報
シクサーズは今後、10月16日にホームでセルティックスとプレシーズン最終戦を戦います。ESPNによると、先発陣は最終戦に出場する可能性が高いとされ、レブロン、エンビード、ブラウン、マキシー、エッジコムの5人が長い時間を共にコートに立つ姿を確認できそうです。
ここでのチェックポイントは三つあると考えています。レブロンの試投数が増えるか、エンビードのターンオーバーが減るか、そして第3クォーター以降も同じ流れを保てるかです。前半のみの出場だった今回と違い、後半の消耗や終盤の判断が見えてきます。
ベテランが新しい環境になじむ過程は、数字よりもパスの質やコート上のコミュニケーションに表れやすいものです。開幕までの数試合を、そうした視点で追いかけてみてください。
引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/50137673/lebron-james-scores-10-points-18-minutes-76ers-debut

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!





