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レブロンを優勝に導いた名将ボーゲルがウォリアーズへ、カーの右腕就任で見えた王朝再興への本気度

 

現地時間7月12日、ウォリアーズがフランク・ボーゲルをアソシエイトヘッドコーチとして招聘することで合意したと、ESPNのシャムズ・シャラニア記者が複数の関係者の話として報じました。レイカーズを2020年の優勝に導いた実績を持つ名将が、スティーブ・カーの右腕としてベンチに座ることになります。単なるアシスタント補強とは思えない、オフシーズンのウォリアーズの本気度が伝わってくる人事です。

ヘッドコーチ歴12シーズンの大物がアシスタントに

ボーゲルは現在53歳。これまでペイサーズ、マジック、レイカーズ、サンズの4球団で通算12シーズンにわたりヘッドコーチを務めてきました。ペイサーズ時代には2013年と2014年に2年連続でカンファレンス決勝に進出し、レイカーズでは2020年にレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを擁してチャンピオンリングを獲得しています。

直近のヘッドコーチ職は2023-24シーズンのサンズで、レギュラーシーズンを49勝33敗で終えたものの、プレーオフ1回戦でティンバーウルブズにスイープされて1年で退任しました。その後の2シーズンはマーベリックスのスタッフに加わり、コンサルタントからベンチの最前列へと役割を広げていました。

今回の就任は、退団したテリー・スタッツの後任という位置づけです。ウォリアーズのコーチングスタッフはこのオフに大きく入れ替わっており、スタッツとジェリー・スタックハウスという2人の主要アシスタントが去ったほか、長年チームを支えたクリス・デマルコも1月にWNBAニューヨーク・リバティのヘッドコーチに就任するため離れています。

守備再建の切り札としての起用

ESPNによれば、ボーゲルは守備のゲームプラン立案で中心的な役割を担うことが期待されています。過去2シーズンのウォリアーズの守備はスタックハウスとデマルコが主導してきたため、2人が抜けた穴は決して小さくありません。

ボーゲルといえば、ペイサーズ時代にロイ・ヒバートを軸としたリーグ屈指の堅守を作り上げ、2020年のレイカーズでも守備力を優勝の土台に据えた守備構築の名手です。カリーとドレイモンド・グリーンを中心とするベテランチームにとって、攻撃の負担を減らすためにも守備の安定は欠かせないテーマであり、この補強は理にかなっていると感じます。

レブロン獲得への布石なのか

興味深いのは、このタイミングです。ウォリアーズは今オフ、FAとなった41歳のレブロンの去就をめぐる話題の中心にいて、アンドレ・イグダーラがレブロンのウォリアーズへの関心について語るなど、周辺は騒がしくなっています。そこに2020年の優勝をともに勝ち取ったボーゲルが加わったのですから、ファンの間で「レブロン獲得の布石ではないか」という声が上がるのは自然な流れでしょう。

一方で、ウォリアーズはレブロン争奪戦から撤退したという報道も出ており、実際の狙いは現有戦力の最大化にあると見るのが冷静な読みかもしれません。それでも、優勝経験のあるヘッドコーチ級の人材をアシスタントに迎えられるのは、カリーがいるチームの求心力があってこそです。カーの契約が残り1年と報じられる中、将来の後継者候補という視点でもこの人事は注目に値します。

今後の注目ポイント

ウォリアーズはラスベガスで開催中のサマーリーグを戦いながら、ロスター編成の仕上げに入っていきます。レブロンの決断、ジョナサン・クミンガの去就など未解決の案件も多く、ボーゲル加入がその行方にどう影響するのか、引き続き追いかけていきます。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/49346659/sources-warriors-hire-frank-vogel-associate-head-coach

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