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「誰も何も分かっていない」リッチ・ポールがレブロンの“決断先延ばし”批判に猛反論、41歳が止め続けるNBAの時計

 

またしても、結論は先送りされました。NBAのオフシーズン最大の焦点であり続けるレブロンの去就が、いまだ決着していません。6月30日にレイカーズを離れる決断を明かしてから3週間近く、歴代最多得点を誇る41歳は次の所属先を公表しないまま、7月17日にニューヨークで開かれたファナティクス・フェストでもファンをじらすように態度を保留しました。準備はまだ整っていないとしながら、近いうちに必ず結論を出すとだけ語ったのです。その沈黙そのものが、今オフ最大の話題へと膨らんでいます。代理人リッチ・ポールがついに重い口を開き、渦巻く批判に真っ向から反論したのが日本時間7月21日でした。もはや「どこへ行くか」ではなく「なぜ待たせるのか」を巡る物語になっている、というのが率直な第一印象です。

3週間の沈黙、そして6球団に絞られた最終候補

レブロンがレイカーズ退団を表明したのは6月30日でした。それから間もなく3週間が過ぎようとしていますが、通算22回のオールスター選出、4度のファイナルMVP、そしてNBA歴代最多得点という金字塔を持つ男は、いまだ白紙のままです。複数の報道によれば、最終候補はウォリアーズ、キャバリアーズ、ヒート、76ers、ティンバーウルブズ、ナゲッツの6球団に絞られたとされます。ポールはマックス・ケラーマンのポッドキャスト「Game Over」に出演し、決断の時期は自身にも分からないと明かしたうえで、「私たちは急がされるつもりはない」と言い切りました。さらに、複数の球団が「もっと積極的に動くべきか」と改めて問い合わせてきたものの、その必要はないと伝えたと明かしています。つまり、追加のアプローチを待って迷っているわけではない、という主張です。

2010年「ザ・ディシジョン」との違いと、シルバーがのぞかせた本音

今回の長い沈黙は、2010年にレブロンがテレビ特番で移籍先を発表した「ザ・ディシジョン」を思い起こさせます。しかしポールは、今回は注目や見世物のためではなく、あくまでビジネス上の選択なのだと強調しました。一方でリーグ側の事情も動き始めています。コミッショナーのアダム・シルバーはイベントに登壇し、レブロンの所属先が定まらなければ来季の日程を確定できないという趣旨の発言をしました。リーグは通常、夏の間に翌シーズンの対戦カードや放映計画を組み上げますが、歴代最多得点がどこでプレーするか分からなければ、目玉カードの配置すら固められません。ポールによれば、ニューヨークでシルバー本人と直接言葉を交わし、準備が整い次第かならず公表すると伝えたそうです。それでも、41歳が首を縦に振るまで、リーグの時計は止まったままです。

待つほどに揺れる市場、キングが握る主導権

決断の遅れは、レブロン一人の問題にとどまりません。彼の去就が固まらないため各球団は大型補強を進められず、たとえばレイカーズが狙うクミンガのサイン&トレードも宙に浮いたままです。USA TODAYのコラムは、41歳が注目に飢えた若者のように振る舞っていると手厳しく批判しました。ウォリアーズやヒート、76ersといった候補は、主力を動員してまで熱心に勧誘してきたと伝えられており、駆け引きは過熱する一方です。ただ筆者の見立ては少し異なります。41歳という年齢にもかかわらず6球団が本気で争奪し、リーグ全体が彼の一挙手一投足を待つという構図こそ、レブロンがいまだ絶大な影響力を保っている何よりの証拠です。焦って動く必要がないのは、むしろ彼の側なのかもしれません。

今後の見どころ

ポールは近いうちに結論が出ることを示唆しています。レブロンがどの街を選ぶかで、今オフの勢力図は一変し、候補6球団の補強計画も一斉に動き出すはずです。トレーニングキャンプの開幕は10月上旬に迫っており、それまでに市場の連鎖がどう転がるのか、目が離せません。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/49415142/rich-paul-says-there-no-rush-lebron-james-make-free-agency-decision

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