ダラス・ウイングスのペイジ・ベッカーズが、キャリアの新たな節目にまた一歩近づいています。WNBA全体がFIBA女子バスケットボールワールドカップの期間に合わせてリーグ日程を中断していましたが、木曜日についに再開しました。ウイングスはこの再開初戦でロサンゼルス・スパークスと対戦し、97対77で勝利。ベッカーズはこの試合で19得点を記録し、WNBA史上「新人からの2シーズンで最も得点を挙げた選手」という記録まで、残りわずか25点というところまで迫りました。中断明けの一戦でいきなり結果を残してみせたところに、彼女の得点感覚の確かさを感じます。
直近の成績・出来事の詳細
木曜日の一戦でベッカーズが記録した19得点は、レギュラーシーズン終盤の大事な時期に生まれたものです。ウイングスは97対77でスパークスを下し、リーグ再開初戦を白星で飾りました。この得点により、ベッカーズの「新人からの2シーズン通算得点」は該当記録まで残り25点に迫っています。現在の彼女の通算平均得点は19.9点で、これまでの出場試合数は75試合です。レギュラーシーズンの残り試合はあと3つ。土曜日のフィニックス・マーキュリー戦、月曜日の同カード再戦、そして9月24日のラスベガス・エーシズ戦が控えています。この3試合で平均8.3点を記録すれば、記録更新に届く計算です。
過去との比較・背景解説
現在の記録保持者は、殿堂入りを果たした名選手オーガスタスです。オーガスタスは2006年にドラフト全体1位でミネソタ・リンクスに加入し、自身のキャリア最初の2シーズンで通算1513得点、平均22.3得点というハイペースを記録しました。ベッカーズは平均得点こそオーガスタスにわずかに届いていないものの、既にオーガスタスの68試合を上回る75試合に出場しており、出場機会の差をコンスタントな得点の積み重ねでカバーしてきた形です。ベッカーズは2025年、ほぼ満場一致でWNBA新人王に選出されており、その勢いをそのまま2年目にも持ち込んでいます。故障による調整期間やワールドカップに伴うリーグ全体の中断を挟みながらも、コンスタントに得点を重ねてきたことが、今回の記録更新のチャンスにつながっています。ウイングスというフランチャイズにとっても、20年近く破られていない記録に自チームの若きスターが手を伸ばしているという事実は、チームの歴史における大きな話題になりつつあります。
今後の展望・独自考察
残り3試合で必要なのは平均8.3点。ベッカーズのこれまでの安定感を踏まえれば、決して高いハードルには見えません。むしろ懸念があるとすれば、プレーオフ進出争いを控えるウイングスが、故障明けの彼女の出場時間や負荷をどこまで慎重に管理するかという点です。無理をさせない起用は今のWNBAでは当然の配慮であり、チームがベッカーズの出場時間を絞る可能性もゼロではありません。それでも、木曜日の19得点という数字は、彼女がまだ得点感覚を失っていないことを示しています。個人的には、9月24日のエーシズ戦を待たずに、週末からのマーキュリー戦2連戦のうちに記録を更新する可能性は十分にあると見ています。仮に週末のうちに記録が生まれれば、プレーオフ進出争いの緊張感の中で、ウイングスにとって思わぬ形での明るい話題になるはずです。逆に記録更新が最終戦までもつれ込んだ場合は、エーシズ戦の勝敗そのものよりも、ベッカーズの得点数に視線が集まるという珍しい試合になるかもしれません。
関連情報
ウイングスは土曜日にフィニックス・マーキュリーと対戦し、月曜日にも同カードで再戦します。レギュラーシーズン最終戦は9月24日のラスベガス・エーシズ戦です。ベッカーズが歴代記録を更新する瞬間を見届けられるか、今後の試合にも注目が集まります。
引用:Paige Bueckers on course to set WNBA record in Dallas Wings’ next three games – Yahoo Sports

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