レブロンの76ers加入が発表された直後、それを追いかけるように一人のベテランが動き出しました。ケンタビアス・コールドウェル=ポープが、現所属のメンフィス・グリズリーズとバイアウト(契約解除)を交渉しており、市場に出れば76ersと契約してレブロンと再合流する意向だと、NBA on Primeのクリス・ヘインズらが報じています。実現すれば、かつて共に頂点へ立ったコンビが、数年の時を経てフィラデルフィアで蘇ることになります。まさにレブロン効果が早くも連鎖を生み始めた格好です。本人にとっても、キャリアの終盤に再び優勝の可能性を手にできる、願ってもない話でしょう。
2160万ドルを手にしたばかりの3&Dが動く理由
コールドウェル=ポープはこの夏、2026-27シーズンに向けて2160万ドルのプレイヤーオプションを行使したばかりでした。それでもバイアウトを模索する背景には、優勝を狙えるチームでプレーしたいという明確な意思があります。昨季はグリズリーズで51試合に出場し、平均8.4得点2.5リバウンド2.7アシスト、フィールドゴール成功率41.0%、3ポイント成功率31.6%という成績でした。3ポイントの数字は本人のキャリア基準ではやや物足りないものの、長年3&D(3ポイントとディフェンスに強みを持つ役割)として優勝争いのチームを渡り歩いてきた価値は健在です。金額を一部返上してでも勝利に賭ける、ベテランらしい割り切った判断と言えます。優勝という一点で妥協しない姿勢は、若いチームにとっても得がたい手本になります。
レブロンとの絆、2020年の優勝という原点
コールドウェル=ポープとレブロンの縁は深く、かつてロサンゼルス・レイカーズで共にプレーし、2020年の優勝を分かち合った仲です。その後コールドウェル=ポープは複数の球団を渡り歩き、2025年6月のトレードでオーランド・マジックからグリズリーズへ移りました。移籍からわずか1年での方向転換となりますが、勝てるチームを求めて自ら動くというスタイルは、これまでのキャリアと一貫しています。優勝経験の豊富なベテランが、キャリアの残り時間をどう使うかを冷静に見極めていると言えるでしょう。信頼するレブロンのそばで、もう一つの指輪を狙う構図です。
76ersにとって理想的な補強になるか
レブロン、エンビード、マクシー、ブラウンという得点力あふれる主力に対し、今の76ersに足りないのは、彼らを支える信頼できる脇役です。優勝経験が豊富で、キャッチ&シュートとオフボールのディフェンスをこなせるコールドウェル=ポープは、まさにパズルの隙間を埋める存在になり得ます。マクシーやエッジコムといった若いガード陣の隣に、守備意識の高い経験者を置ける意味は小さくありません。レブロンやエンビードがベンチで休む時間帯を締める役割としても、計算が立つ人材です。ベテランの一言がロッカールームを引き締める場面も、決して少なくないはずです。
グリズリーズ側にとっても、若い再建期のチームでベテランに多くの出場時間を割くより、バイアウトに応じて将来の柔軟性を得る方が理にかなう面があります。双方の思惑が噛み合えば、話は一気に進むかもしれません。バイアウト後にベテランミニマム級での加入となれば、第2エプロンに苦しむ76ersにとって費用対効果も抜群です。ただし現時点では、あくまで「交渉中」の段階である点には注意が必要で、成立額や他球団の動き次第で状況が変わる可能性も残されています。
今後の見どころ
バイアウトが成立すれば、コールドウェル=ポープはウェイバーを経て正式にフリーエージェントとなり、76ersとの交渉を進める見通しです。詳細はYahoo Sportsの報道で確認できます。レブロン擁する76ersがどこまで駒を揃えるのか、オフシーズンの動きから目が離せません。
引用:https://sports.yahoo.com/nba/article/kentavious-caldwell-pope-reportedly-negotiating-buyout-with-grizzlies-intends-to-reunite-with-lebron-james-on-sixers-042849275.html

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