エンジェル・リース

9本連続成功の2日後に自己最多31得点でした──リースの14リバウンドがドリームのプレーオフ進出を決め、マーキュリーを終わらせた夜

 

2日前に9本中9本という完璧な一夜を過ごしたばかりの選手が、今度は自己最多の31得点を積み上げました。エンジェル・リースが14リバウンドを添え、アトランタ・ドリームが敵地フェニックスで99対89とマーキュリーを下しています。この一勝でドリームは2026年シーズンのプレーオフ進出を確定させました。完璧な試合の翌々日にキャリアハイというのは、ちょっと出来すぎた流れです。8月に入ってからのリースは、明らかに「リバウンドの人」という枠から出ようとしています。

31得点14リバウンド、そして24勝13敗という位置

リースの31得点はキャリア最多で、そこに14リバウンドが乗ったダブルダブルでした。ライン・ハワードが20得点5アシストで続き、チームは99点を挙げています。これでアトランタは24勝13敗となり、リーグ全体で4位につけました。レギュラーシーズンは残り7試合です。

流れも数字が語っています。ドリームは直近6試合で5勝、しかもロードで4連勝という状態でこのフェニックス戦を迎えました。敵地で勝ち切る力が、そのままプレーオフ進出という結果に直結した格好です。

敗れたマーキュリーは13勝24敗となり、この時点でプレーオフ進出の可能性が消滅しました。カリーア・カッパーが38得点と個人では大暴れし、今季チームの得点トップに立ったのはこれで19試合目でしたが、直近6試合で5敗という現実は覆せませんでした。1人で38点を取って負けるという結果そのものが、いまのフェニックスの苦しさを表しています。

「モードに入っていただけです」の2日後

8月20日のロサンゼルス・スパークス戦を思い出す必要があります。あの試合でリースはフィールドゴール9本を全て沈め、うち3ポイントも2本成功させて20得点10リバウンド8アシスト。リーグ最多となる今季25回目のダブルダブルでした。ドリームはチーム記録の124得点を挙げ、124対88で圧勝しています。成功率100%で20点以上のダブルダブルを達成したのは、WNBA史上3人目でした。試合後の本人の言葉は「ただモードに入っていただけです」でした(CBS Atlanta)。

同じ試合では前半だけでオフェンスリバウンドが3本積み上がり、自身が2024年に作った1シーズンのオフェンスリバウンド記録172本を更新しています。今季の平均は15.8得点11.9リバウンド2.5アシスト1.7スティールで、リバウンドはリーグ1位。つまりリースは、リバウンドでリーグを引っ張りながら得点を伸ばすという珍しい伸び方をしています。9本連続成功の日は20得点、その2日後は31得点。得点の天井が上がっている最中だと見るのが自然です。

4位という順位が、残り7試合で持つ意味

ここからの見どころは、24勝13敗という数字が最終的にどのシード順に着地するかです。4位という現在地は、プレーオフ1回戦でホームコートを持てるかどうかの境界線上にあります。残り7試合、しかもロードで4連勝しているいまのドリームなら、上を狙う余地は十分にあります。

もう一つの論点は、リースの評価です。ダブルダブルの回数でリーグを引っ張り、オフェンスリバウンドの記録を自分で塗り替え、そこに自己最多31得点が加わりました。リバウンドの数字は以前から圧倒的でしたが、得点で30点台に届いたことで「勝負どころで点を取れるビッグマン」という説明が成り立ちます。プレーオフはハーフコートでの一対一の価値が上がる舞台ですから、この変化がそのまま10月の結果に効いてくる可能性があります。

一方で気になるのは負担です。1試合平均11.9本のリバウンドを背負いながら得点も引き受ける形が続けば、終盤戦での消耗は避けられません。ハワードとアリーシャ・グレイがどれだけ点を分担できるかが、ドリームのプレーオフの深さを左右しそうです。

残り7試合をどう追いかけるか

ドリームはプレーオフ進出を確定させたので、ここからはシード争いのフェーズに入ります。順位表の動きを毎試合追いかけると、リースの起用時間やローテーションの変化も見えてきて面白いはずです。試合日程や結果はWNBA公式サイトの日程ページで確認できます。日本からでも押さえておけば、プレーオフ突入前の最後の7試合を最初から最後まで追えます。

引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/49698738/reese-drops-career-best-31-points-dream-clinch-playoff-spot

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