アトランタ・ドリームが、今季チームを支えてきたブリオナ・ジョーンズについて、残りのレギュラーシーズンとプレーオフを含めた今季の全試合を欠場すると発表しました。4年連続でプレーオフ進出を決めたばかりのドリームにとって、開幕前から故障に苦しんできたベテランを土壇場で失う形となり、リバウンドとインサイド守備の両面で新たな不安材料が生まれた形です。ここまで慎重に復帰させてきた選手だけに、今回の発表には驚きよりも「やはり」という感覚を持ったファンも少なくないはずです。
「8月13日の一瞬」が刻んだ全休の決断
ジョーンズが右足に違和感を覚えたのは、8月13日のコネチカット・サン戦でした。相手のドライブに対してブロックに跳んだ際、着地した瞬間に痛みを訴えてそのままコートを後にし、以降一度も試合に戻ってくることはありませんでした。ドリームは9月17日、ジョーンズが今季の残り全試合とプレーオフを欠場すると正式に発表しています。球団は「完全に回復する見込み」とコメントしており、深刻な後遺症は残らない見通しであることも合わせて示されました。故障するまでの9試合では、平均8.2得点、5.9リバウンド、2.0アシストを記録し、フィールドゴール成功率は51.9%。出場時間こそ限られていたものの、効率の良さで着実にチームを下支えしていた数字でした。9試合という出場数の少なさそのものが、今季ここまでの苦しさを物語っています。
オフの手術から数えて2度目の離脱
今季のジョーンズにとって、これが最初のつまずきではありませんでした。オフシーズン中、欧州でプレーしていたクラブ在籍時に右膝の半月板を負傷して手術を受けており、開幕には間に合わず、シーズンデビューは7月17日までずれ込んでいます。カール・スメスコ ヘッドコーチはこの間、復帰を急がせず「慎重に段階を踏みながら戻す方針だった」と説明していました。8年間を過ごしたコネチカット・サンを離れ、2025年にアトランタへ加入した初年度は平均12.8得点、7.3リバウンド、2.2アシスト、1.1スティールを記録しており、今季9試合分の数字と比べても、故障さえなければどれだけの上積みが見込めたかがうかがえます。2017年のドラフトでは全体8位で指名され、4度のオールスターに選ばれてきたベテランだけに、今回の全休は数字以上の重みを持ちます。膝の手術から復帰して1カ月あまりでの再離脱という経過は、コンディション管理の難しさも改めて浮き彫りにしました。
プレーオフ直前の穴、誰が埋めるのか
ドリームはすでに4年連続のプレーオフ進出を確定させており、残るレギュラーシーズンはわずか4試合です。そこにきてジョーンズを欠く事態は、エンジェル・リースを中心とするフロントコートのローテーションに直接影響します。5.9本というリバウンド数自体は突出した数字ではありませんが、ベンチから得点と守備の安定感を担っていた選手が抜ける影響は、プレーオフのような接戦の終盤にこそ顕在化しやすいものです。個人的には、リバウンドと守備の役割を誰がどう再配分するのかが、初戦の入り方を左右する伏線になるとみています。ベンチの層でカバーしきれない部分が出てくれば、リースへの負荷はさらに増すことになるでしょう。2017年から積み上げてきたキャリアを踏まえれば、来季以降の完全復活にも注目が集まるところです。今のドリームにとって、故障者リストとどう向き合うかは、優勝争いに絡めるかどうかを分ける現実的な課題になっています。
関連情報
ドリームは残り4試合のレギュラーシーズンを消化したのち、9月27日開幕のプレーオフに突入します。ジョーンズを欠いた新しいローテーションがどう機能するのか、リースやフロントコート陣の起用法にも注目が集まります。
引用:https://sports.yahoo.com/articles/brionna-jones-injury-dream-forward-171618804.html

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