なぜスチュワートは大事な一戦を回避したのか、リバティ7位発進の伏線

 

ニューヨーク・リバティのブリアナ・スチュワートが、9月23日のレギュラーシーズン最終戦アトランタ・ドリーム戦を欠場することになりました。理由は左膝の張りで、プレーオフ開幕を目前に控えたタイミングでの発表だっただけに、多くのファンがひやりとした瞬間だったのではないでしょうか。順位がほぼ固まりつつある中で主力を休ませるという判断からは、就任1年目のデマルコ監督とリバティ首脳陣が、すでに意識をプレーオフへ切り替え始めていることがうかがえます。

直近の出来事とスタッツで見る欠場の重み

スチュワートは前の試合で27得点14リバウンドという圧巻の数字を残していただけに、今回の欠場は突発的な判断に映ります。デマルコ監督は、前の試合でのプレーの影響で痛みが出て、当日朝の状態が思わしくなかったことを理由に挙げ、プレーオフに向けた準備期間を確保するための予防的な措置だと説明したと伝えられています。スチュワートは今シーズン42試合に出場し、平均20.8得点、8.3リバウンド、3.3アシスト、1.4スティール、1.3ブロックを記録。1試合平均32.9分はチーム最多の出場時間で、まさに欠かせない存在として稼働を続けてきました。この最終戦を除けばシーズンをほぼフル稼働で戦い抜いてきたことを踏まえると、今回の欠場がいかに異例だったかが分かります。

王座経験チームの誇りと、今季の厳しい現実との落差

2024年にリンクス相手の延長戦を制して球団史上初の王座をつかんだリバティにとって、スチュワートはその中心にい続けてきた選手です。今シーズンもチーム最多の出場時間を担い続けてきた稼働ぶりは、王座奪還を狙うチームの覚悟の表れでもありました。ゴールデンステート・ウォリアーズのアシスタントコーチから今シーズンよりリバティの指揮官に就いたデマルコ監督にとっても、初めてのシーズンをプレーオフ進出という結果で終えられたことは収穫のはずです。一方で、今季のリバティは25勝16敗でレギュラーシーズンを終え、プレーオフでは第7シードでの滑り込みという結果に終わっています。優勝経験のあるチームとしては決して満足のいく順位ではなく、上位シードと比べて厳しい戦いを強いられる立ち位置です。それだけに、ここでスチュワートの状態を最優先する判断は、目先の一勝よりも長期戦を見据えた選択だったと言えるでしょう。

プレーオフ初戦へ向けた独自考察

プレーオフは9月27日に開幕し、第7シードのリバティは第2シードのゴールデンステート・ヴァルキリーズと対戦することが決まっています。ヴァルキリーズは2025年に誕生したばかりの新興球団でありながら、2年目の今季は31勝11敗という驚異的な数字を残しており、拡張チーム史に残るシーズンを送ってきた勢いのあるチームです。その相手に挑むにあたって、スチュワートが万全の状態で初戦に臨めるかどうかは、リバティの今後を左右する最大のポイントになりそうです。過去にも接戦を勝ち抜いてきた勝負強さを持つ選手だけに、数試合分のリズムを崩してでも、ここで無理をさせない判断は理にかなっていると見ています。逆に言えば、ここで無理をして状態を悪化させていれば、リバティのプレーオフはスタート前に終わっていた可能性すらあったはずです。

今後の試合と観戦情報

リバティは9月27日開幕のプレーオフ第1ラウンドで、勢いに乗る第2シードのゴールデンステート・ヴァルキリーズと対戦します。スチュワートの状態は今後の練習や公式インジュリーレポートで随時発表される見込みですので、続報が待たれます。地上波やケーブルテレビでの中継、配信サービスでの視聴方法も順次発表される見通しなので、開幕までの数日は公式発表をこまめにチェックしておきたいところです。

引用:https://abc7ny.com/post/stewart-scratch-liberty-regular-season-finale-precautionary/19863013/

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