22.3得点8.3アシスト、故障のクラークが懸けるエーシズ戦への号砲

 

インディアナ・フィーバーが26日、プレーオフ第1戦を控えたインジュリーレポートを発表し、背中の故障を抱えるケイトリン・クラークについて「プロバブル(出場濃厚)」と判定しました。レギュラーシーズン終盤から続く故障を抱えたまま迎える大一番だけに、まずは出場のめどが立ったことに安堵したファンも多いはずです。ただし裏を返せば、痛みが完全に消えたわけではないという現実も同時に突きつけられた形になり、今シーズン最大の試練が幕を開けようとしています。

38試合平均22.3得点8.3アシスト、故障と戦うクラークの現在地

今回のレポートでは、クラークに加えてセンターのアリーヤ・ボストンが右下腿の違和感で「クエスチョナブル(出場微妙)」と判定されています。控えガードのタイシャ・ハリスは左下腿の骨折で今シーズンを絶望、控えセンターのダミリス・ダンタスも左膝の手術明けで今シーズンを終えており、フィーバーのベンチ層は決して厚いとは言えない状態です。クラークはここまで38試合に出場し、平均22.3得点、8.3アシスト、4.0リバウンド、1.1スティールという成績を残しており、ポイントガードとしては歴代屈指の数字です。直近の試合では2得点に終わる異例の一戦もありましたが、シーズンを通して見れば衰えは見られず、アシスト数はリーグ屈指の水準を維持しています。

因縁のエーシズ、5日前と変わらぬ故障の重み

クラークが「プロバブル」判定を受けるのは今回が初めてではありません。9月22日にもミネソタ・リンクス戦を前に同じ背中の故障で同様の判定が出ており、当時の平均は22.7得点8.4アシストでした。あれから5日が経ち平均値がわずかに下がっている点からも、故障を抱えながらの出場が数字にじわりと影響を及ぼしていることがうかがえます。さらに因縁も深く、フィーバーは昨シーズンのプレーオフで1回戦のアトランタ・ドリーム戦を突破しながら、準決勝でこのエーシズに敗れて姿を消した経緯があります。今回はその雪辱戦が1回戦にまで前倒しされた格好です。エーシズは2022年、2023年、2025年と過去4シーズンで3度の優勝を果たしており、今回勝ち進めば5シーズンで4度目の頂点も見えてくる強豪だけに、故障持ちのエースを抱えるフィーバーにとっては厳しい構図であることは否めません。

雪辱なるか、故障とベンチ不安を抱えたフィーバーの3試合制

個人的には、ここからの3試合制シリーズは故障との駆け引きが勝敗を大きく左右すると見ています。ボストンも本調子でない中、クラーク一人に負荷が偏れば故障の悪化リスクは避けられませんし、控え陣が薄い今のフィーバーには休ませる余裕もほとんどありません。一方で、出場濃厚の判定が出た以上、チーム側もある程度の負荷には耐えられると見込んでいるはずで、ここで因縁のエーシズ相手に雪辱を果たせれば、クラーク自身のMVPレースや今後のキャリア評価にも大きな意味を持つはずです。逆に故障が長引いてまたも同じ相手にシリーズ敗退となれば、オフシーズンの過ごし方や来季への影響も懸念されます。エーシズの厚い選手層を相手に、故障を抱えたスター一人と手薄なベンチでどこまで食い下がれるかが、このシリーズ最大の見どころになりそうです。

プレーオフ1回戦第1戦は日本時間28日午前5時からマイケロブ・ウルトラ・アリーナ(ラスベガス)で行われ、ABCで放送されます。フィーバーが敗れて後がなくなった場合の第2戦は、日本時間30日午前7時30分からゲインブリッジ・フィールドハウス(インディアナポリス)でティップオフし、Prime Videoで配信予定です。最新の対戦カードや放送・配信情報はWNBA公式サイトのスケジュールページで確認できます。故障を抱えたクラークがどこまで戦えるか、そしてフィーバーが薄いベンチをどう乗り切るか、雪辱の行方から目が離せません。

引用:https://heavy.com/sports/wnba/indiana-fever/make-caitlin-clark-injury-aces-series/

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