プレーオフが始まった今、リンクスのオリビア・マイルズに、意外な方向から称賛の声が届きました。NBAティンバーウルブズのガード、ラメロ・ボールです。同じミネソタを本拠地とするチームのメディアデーで、新人王に輝いたばかりのマイルズについて語りました。プレーオフの熱がまだ冷めない時期に、NBAのスター選手が言葉を寄せたこと自体が、彼女の存在感の大きさを物語っていると感じます。
ラメロが語った内容と、その言葉の中身
ラメロはメディアデーで、次のようにマイルズを評しました。引用は一文にとどめます。「彼女はコールドだ、コートを読める」という趣旨の言葉で、続けて、ディフェンスを操る力や、プレーそのものへの理解の深さにも触れています。「見ていて本当に好きだ」と締めくくったと報じられています。
ここで注目したいのは、称賛の中心がスコアではなく「コートを読む力」に置かれている点です。得点が目立つ新人だからこそ、ポイントガードとして周囲を動かす視野の部分を、同じガードのラメロが見ているのは興味深いところです。ボールハンドラー同士にしか見えない評価軸があるのだと思います。
新人王シーズンの数字を振り返る
マイルズの今季は、44試合中40試合に出場し、1試合平均約31分のプレーでした。成績は平均19.8得点、4.7リバウンド、6.0アシスト、1.3スティールです。ルーキーの中では得点でトップに立っています。シュート成功率は、フィールドゴールが49.2パーセント、3ポイントが38.8パーセント、フリースローが87パーセントでした。
注目したいのは、得点とアシストを両立している点です。平均19.8得点と6.0アシストを、フィールドゴール成功率49パーセント台で残すのは、新人としてはかなり効率のよい部類だと思います。3ポイントとフリースローも安定しており、外から打てて、崩されても止まらない選手像がはっきり見えます。ラメロの言う「読む力」が、こうした効率の高さを支えているのかもしれません。
背景:主力流出と早期の不在を乗り越えたシーズン
今季のリンクスは、フリーエージェントで複数の主力を失い、エースのナフィーサ・コリアーもシーズン序盤は欠場していました。それでも第1シードを確保しています。厳しい条件のなかでチームを引っ張った中心に、新人のマイルズがいたことは間違いありません。シーズン中には、早い段階からMVP論議まで巻き起こしていました。
満票での新人王は、その評価が一部の声ではなく、全体の共通認識だったことを示しています。そこにNBA選手の称賛が重なり、リーグの外にまで評価が広がりつつあります。
今後の展望:第1戦の敗戦をどう受け止めるか
一方で、プレーオフの第1戦では、リンクスはリバティに敗れました。ステュワートの活躍が光った試合で、マイルズにとっては初めてのプレーオフの舞台での悔しい経験になったはずです。ただ、ラメロが評価した「コートを読む力」は、まさに短期決戦で力を発揮する武器です。相手のディフェンスが第1戦の反省を踏まえて変わってくる第2戦以降、どう対応するかが見どころだと思います。
ここからは私の考察です。リバティのように守備の対応力が高い相手ほど、ガードの読みの差が結果に直結します。マイルズが得点だけでなく、味方を生かすプレーをどれだけ増やせるかが、シリーズの行方を左右すると見ています。ファンの皆さんは、新人ガードにここまで期待してよいと思いますか。ぜひ議論してみてください。
関連情報
リンクス対リバティのシリーズは、WNBAプレーオフ第1ラウンドの注目カードです。試合日程や放送情報は、WNBA公式サイトなどで最新のものをご確認ください。なお、ラメロの発言は英語での報道をもとにした要約であり、細かなニュアンスは原文にあたっていただくと確実です。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!


