790得点の新人記録に満票の新人王、マイルズがアディダスと結ぶ次の一手

 

導入
9月28日、ミネソタ・リンクスのオリビア・マイルズがアディダス・バスケットボールとの契約を発表しました。同じ日に、リーグの新人王を74票中74票の満票で受賞したことも明らかになっています。コート上の評価とコート外の価値が同じ日に揃った形で、ルーキーイヤーの締めくくりとしては出来過ぎとも言える一日でした。個人的には、この契約は「勝った新人が次に手にするもの」を象徴するニュースだと感じています。

契約の中身と、すでに始まっていた着用実績
報道によると、マイルズはケルシー・プラム、カヒリ・カッパー、チェルシー・グレイらに続くアディダス・バスケットボールの契約選手になりました。AfroTechによれば、マイルズはすでに今季中からアディダスのシューズを履いており、プレーオフでもアンソニー・エドワーズ3を着用していたとのことです。つまり今回の発表は、新しい関係の始まりというより、実態に公式の名前が付いたという見方ができます。

本人のコメントも印象的でした。マイルズは「このブランドが女子バスケットボールに本気で向き合ってきたと感じたから、アディダス・バスケットボールの一員になれてうれしい」という趣旨のことを語っています。契約金額や年数は公表されておらず、ここでは触れません。

マイルズの契約は、これだけではありません。AfroTechによると、9月23日には保険会社GEICOとの提携が発表され、眼鏡ブランドのGlassesUSA.comとは自身のコレクションも展開しています。さらに4月には、3人制リーグUnrivaledと複数年契約を結び、2027年のロースターに入った最初のルーキーになりました。

数字が裏付ける「商品価値」
なぜここまで企業が動くのか、答えはシーズンの数字にあります。マイルズは40試合すべてに先発し、1試合平均19.8得点、6.0アシスト、4.7リバウンド、フィールドゴール成功率49.2%を記録しました。20得点以上を挙げた試合は22で、これは新人の記録です。

得点の総数は790点に達し、ケイトリン・クラークが2024年に残した新人シーズンの769点を上回りました。記録更新の瞬間は9月20日のコネチカット・サン戦、マイルズにとって40試合目のことでした。クラークの名前が付いた記録を塗り替えた選手が、その直後に大手ブランドと契約を結んだという流れは、マーケティングの観点でも分かりやすい物語です。

チームの成績も見逃せません。リンクスは33勝11敗でリーグ最高の勝率を残し、第1シードでプレーオフに進みました。個人成績だけでなく、勝つチームの中心にいたことが、ブランド側の判断材料になったのは間違いないでしょう。

過去との比較と、これからの焦点
新人王が大型のシューズ契約を手にする流れ自体は、目新しいものではありません。それでも、シーズンの終わりを待たずに複数の契約を積み上げ、最後にシューズブランドとの関係を公式化した点に、今の女子バスケットボール市場の熱が表れています。

一方で、試練はすぐ目の前にあります。リンクスはプレーオフ1回戦の第1戦でニューヨーク・リバティに敗れ、マイルズ自身も平均を下回る11得点に終わりました。ブランドの価値は、数字と勝利で裏付けられて初めて長続きします。第2戦以降で、ステュワートを擁するリバティの守備にどう対応するのかが、契約後の最初の見せ場になるはずです。

アディダスにはプラムやグレイなどのベテランがいて、そこに新人王が加わりました。誰が次世代の顔になるのか、ファンの間でも議論が広がりそうです。皆さんは、マイルズがこのプレーオフで評価をさらに上げると思いますか。ぜひ意見を聞かせてください。

関連情報
プレーオフ1回戦の日程とスコアは、WNBA公式サイトやESPNで確認できます。マイルズの新人王受賞については、当ブログの別記事でも詳しく取り上げています。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/olivia-miles-breaks-caitlin-clark-171314443.html(あわせて参照:https://afrotech.com/olivia-miles-rookie-of-the-year-run-major-deals)

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