ルカ・ドンチッチ

なぜルカは「最高の気分だ」と言い切れたのか、レブロン不在のレイカーズが迎えた新時代

 

レブロンがフィラデルフィア・76ersへ移り、レイカーズの顔は名実ともにルカ・ドンチッチになりました。トレーニングキャンプが始まるなか、「リーダーになった気分は?」と問われたルカは、迷いなく「最高だ」と答えています。重圧を感じてもおかしくない場面で、これほど軽やかに言い切れた理由はどこにあるのか。今回はそこを掘り下げます。

「自分には初めてじゃない」と語ったルカの言葉

Yahoo Sportsの報道によると、ルカはレブロン退団後にチームを引っ張る立場になったことについて、次のように話しています。「キャリアのなかで何度もこの立場に立ってきたから、自分にとっては新しいことではない。最高の気分だし、ワクワクしている」。さらに、チームが優勝を目標にしていることについても、そうでないなら「ここで何をしているのかわからない」と言い切りました。

この発言で印象的なのは、リーダー役を特別な挑戦としてではなく、慣れ親しんだ日常として語っている点です。マーベリックス時代から、ルカは攻撃のほぼすべてを任されてきました。レブロンという巨大な存在の隣でプレーした時間は、むしろ彼のキャリアのなかでは珍しい期間だったとも言えます。

数字が示す「ルカ中心」のレイカーズ

数字を見ても、この自信には裏付けがあります。同記事によれば、レブロンが負傷していた最初の10試合で、ルカは平均34.4得点を記録しました。レブロンが復帰した後のシーズン残りでも平均33.3得点を維持しています。シーズン終盤のケガがなければ、MVP争いに加わり続けていたと同記事は伝えています。

つまり、レブロンがいてもいなくても、ルカの得点力はほとんど変わらなかったことになります。ボールを持つ時間や攻撃の最終判断をルカに集約できるぶん、レブロン不在はむしろ設計をシンプルにする面もあるはずです。一方で、レブロンが担っていたゲームの組み立てや、第4クォーターの落ち着きをどう埋めるかは、まだ答えの出ていない課題です。

入れ替わった顔ぶれと、ルカが整えた「土台」

Forbesの記事によれば、今季のレイカーズはウォーカー・ケスラー、サンドロ・マムケラシュビリ、クェンティン・グライムズ、コリン・セクストン、マティス・タイビュルなど、8人の新戦力を迎えています。オースティン・リーブスは残留し、チームのナンバー2として位置づけられています。

注目したいのは、ルカがオフに全チームメイトをスロベニアへ招き、旅費もすべて負担したというエピソードです。ケスラーは「彼は今までで最高のホストだった。素晴らしい旅だった」と振り返っています。ルカ自身も、FIBAの予選でスロベニア代表としてプレーしない道を選び、ハムストリングのグレード2の肉離れから回復することを優先しました。コート外の結束づくりと、体調管理の両方に手を打ってキャンプを迎えた形です。

今後の展望と独自考察

ルカは27歳で、今季がいわば「完全にルカのチーム」としての最初のシーズンになります。大型補強で顔ぶれが一新されたぶん、序盤は連携面でのズレが出る可能性があります。それでも、ボールを預けられる絶対的な中心がいることは、チーム作りの出発点としてこれ以上ない強みです。

ひとつ気になるのは、ルカの身体への負担です。得点とプレーメイクの両方を背負う以上、ケガの再発をどう避けるかが、そのままシーズンの行方に直結します。ケスラーのようなインサイドの選手が守備とリバウンドを支え、ルカの消耗を減らせるかどうかが、レイカーズが本当に優勝を狙えるかの分かれ目になりそうです。

関連情報

レイカーズはこれから本格的にプレシーズンへ入ります。ルカが新しい顔ぶれとどんな連携を見せるのか、開幕前から目が離せません。ルカ関連の過去記事は当ブログのNBAコーナーでもご覧いただけます。

引用:https://sports.yahoo.com/nba/article/luka-doncic-says-it-feels-great-to-be-the-leader-of-the-lakers-following-lebron-james-exit-192656504.html

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