フィーバーのシーズンがエーシズとの第3戦で幕を閉じてから、わずか2日後のことです。ケイトリン・クラークは、ESPNの人気番組「College GameDay」にゲストピッカーとして登場しました。母校アイオワ大の試合を前に、笑顔でパット・マカフィーらと並ぶ姿が映し出されると、SNSは一気に二つに割れました。個人的には、この反応の割れ方そのものが、いまのクラークの立ち位置を映していると感じました。
敗退から2日後、アイオワシティで何が起きたのか
クラークが姿を見せたのは、現地10月3日にキニック・スタジアムで行われるアイオワ対オハイオ州立の一戦に合わせた放送です。ClutchPointsによると、クラークは地元アイオワの勝利を予想し、相手の司令塔を落ち着かせないと言わんばかりに、スタジアムが大騒ぎになると語りました。放送ではマカフィーが上着を脱いで盛り上げる場面もあり、全体として明るい雰囲気だったようです。
背景には、フィーバーの敗退があります。10月1日の第1ラウンド第3戦でエーシズに83対94で敗れ、2年連続でシーズンを終えました。クラークはこの試合で18得点を記録し、試合後には相手を称えて「それが王者のチームがやることです」と語っています。その直後の出演だったため、タイミングに注目が集まったわけです。
批判の火種と、ファンの猛反発
火をつけたのは、NBCスポーツやESPNで司会を務めた経歴を持つジェイソン・ペイジ氏のX投稿でした。第3戦の敗戦から数日で、マカフィーたちと笑っている姿が気になる、という趣旨の内容です。本人も「気にならないはずなのに気になる」という書き方をしており、感情的な違和感の表明に近いものでした。
ところが反応は逆方向に動きました。Yahoo Sportsの報道では、この投稿の「いいね」は1000件に届かなかった一方、コメントは2400件を超えたとされています。つまり、共感よりも反論が圧倒的に多かったということです。寄せられた声には「彼女の人生は続く。誰かを亡くしたわけではない」「新作シューズの発売を宣伝しているだけの仕事だ」といったものがありました。
擁護の論客も現れました。フランク・イソラ氏は皮肉を込めて「リーグの顔が自分の競技とリーグと自分自身を宣伝して何が悪いのか。法律で、7日間は地下室にこもっていなければならないとでも」と投稿しています。この一言が拡散し、議論はさらに広がりました。
比較と背景:なぜクラークだけがこう言われるのか
興味深いのは、批判の中に「NBAのスターなら同じことをするだろうか」という趣旨の声があった点です。ただ、ここは慎重に見たいところです。シーズン終了直後にメディア出演するスターは、リーグを問わず珍しくありません。それでもクラークには特に目が向くのは、彼女がそれだけ大きな注目と期待を背負っているからだと思います。
加えて、今回の出演はナイキの新作シグネチャーシューズの発売と重なっていました。Yahoo Sportsによれば、発売直後に完売しています。スポンサー契約を持つ選手にとって、発売週の露出は仕事の一部です。College GameDayがアイオワシティを訪れるのも2006年以来とのことで、母校にとっても特別な週末でした。出演の必然性は高かったと考えられます。
今後の展望:割れる賛否が示すもの
独自の見方をお伝えします。今回の騒動は、クラークの行動の是非というより、勝敗と感情の見せ方に対するファンの価値観の違いが表面化したものだと思います。敗退直後は沈む姿を見たい人もいれば、前を向く姿を応援したい人もいます。後者が声量で上回ったのは、彼女の支持基盤の厚さの表れでしょう。
オフシーズンのフィーバーには、ミッチェルの去就やホワイトHCの続投など課題が山積みです。クラーク自身のメディア露出と、コート上の結果をどう結びつけていくのか。来季は、その両立がより厳しく問われる年になりそうです。皆さんは、敗退2日後の出演をどう受け止めましたか。
関連情報
WNBAプレーオフは準決勝に入り、リバティ対ドリーム、エーシズ対ヴァルキリーズの組み合わせで進んでいます。フィーバーの今後の動きとあわせて、引き続き追っていきます。
引用:https://sports.yahoo.com/articles/caitlin-clark-fans-unhappy-over-094024754.html(補足:https://sports.yahoo.com/articles/remain-secluded-her-basement-broadcaster-205433344.html / https://clutchpoints.com/wnba/indiana-fever/fever-news-caitlin-clark-obvious-prediction-iowa-ohio-state-football-clash)

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