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平均290万人が最終時間で370万人へ、GameDayに跳ねたクラークの引力

 

フィーバーのプレーオフ敗退から数日後、ケイトリン・クラークが向かった先はバスケットボールのコートではなく、アイオワシティのカレッジフットボール中継でした。ESPNが発表した数字を見ると、WNBAのオフシーズンの入口でもクラークの存在感が衰えていないことがよくわかります。敗退直後の話題として片付けるには、あまりに大きな数字だと感じました。

最終1時間で370万人、番組史に並んだ数字

ESPNによると、アイオワシティから放送された今回のカレッジGameDayは、平均290万人が視聴しました。クラークがゲストピッカーとして登場した最終1時間は370万人に達し、同時間帯の競合番組と比べて215パーセント大きい規模だったとされています。測定はNielsenのBig Data+Panelによるものです。

番組としての位置づけも目を引きます。10月に放送された回としては史上最多、レギュラーシーズン全体でも歴代3位の視聴者数でした。さらに4週連続で週間視聴記録を更新し、今季はレギュラーシーズン歴代上位5回のうち3回を占める計算になります。2025年シーズンの5週目までの平均と比べても6パーセント高い水準です。

WNBAの数字と並べると見えてくるもの

同じ週にWNBAのプレーオフ1回戦が史上最多の視聴者数を記録したことは、すでに話題になりました。フィーバー対エーシズのシリーズは平均130万人で、フィーバーは3試合で敗れています。今回のGameDay最終1時間はその約2.8倍にあたります。ただ、これはスポーツの種類も放送枠もまったく違う数字の比較なので、単純な優劣として読むのは避けたいところです。

注目したいのは、クラークが競技の枠を越えて視聴者を連れてくる点です。バスケットボールを普段見ない層にも届く人物であることは、WNBAにとって大きな資産です。一方で、その引力がシーズン中のリーグ全体の数字にどう反映されるのかは、今後の放映権交渉でも論点になりそうです。

もう一つ見逃せないのは、GameDayがアイオワシティを訪れるのは約20年ぶりだったと伝えられている点です。クラークの母校があり、地元の熱量が高い土地での放送という条件が重なっています。数字の一部は場所の力でもあるはずで、クラーク個人の引力だけで説明しきれない部分は残ります。この切り分けは、数字を読むうえで大切だと思います。

これからの展望と筆者の見立て

フィーバーはオフシーズンに入り、クラークは契約延長の話題も控えています。コートの外での露出が増えること自体は、リーグにとって追い風です。ただ、本業のプレーオフで1回戦敗退という結果があった直後の数字である点は、ファンの間でも見方が分かれるはずです。

私は、この370万人を、来季のフィーバー戦や全国放送の枠をどう広げるかの材料として読むべきだと考えます。注目度が高いのは確かで、あとはそれをコートの上の勝利につなげられるかが問われます。みなさんは今回の数字を、どう受け止めましたか。

関連情報

WNBAは現在準決勝のさなかで、ドリーム対リバティ、バルキリーズ対エーシズの第2戦が続いています。クラークの来季の動向と合わせて、引き続きお伝えします。

※元ネタの視聴者数は、ESPNの発表を伝える現地報道に基づきます。

引用:https://cbs2iowa.com/news/local/espn-says-iowa-city-college-gameday-was-most-watched-october-episode-ever

参考:https://www.yardbarker.com/wnba/articles/from_wnba_playoffs_to_college_gameday_the_caitlin_clark_effect_is_clear/s1_17770_44397163

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