ヤニス・アデトクンボがマイアミ・ヒートの一員としてコートに立ち、プレシーズン2試合目を終えました。ヒートはニューオーリンズ・ペリカンズを128対118で下し、ヤニス自身は18分間で18得点を挙げています。それでも本人の口から出たのは、手放しの自信ではなく慎重な言葉でした。
18分で18得点、シュート効率は上々
10月8日にカセヤ・センターで行われた一戦で、ヤニスは先発出場しました。18分間で18得点4リバウンド4アシストを記録し、フィールドゴールは13本中8本成功です。フリースローは5本中2本の成功にとどまりました。同じ先発のバム・アデバヨは9得点4リバウンド2アシストでした。先発はヤニス、アデバヨ、クレイ・トンプソン、デイビオン・ミッチェル、アンドリュー・ウィギンズの5人です。
ヒートは第1戦と第2戦のどちらも前半だけで70点以上を奪っています。ペリカンズ戦のチーム得点128は、レギュラーシーズンでも通用しそうな数字です。得点力という面では、新体制の滑り出しは好調と言えるでしょう。
「まだそこにはいない」本人の言葉
ヤニスは現在の心境について、少し快適にはなったが「まだそこまでは来ていない」と語りました。攻撃面でも、自分が動く場所を少しずつ探しているところだといいます。数字は良くても、本人の中では連係の完成度がまだ途中だという認識なのでしょう。
アデバヨも、やるべきことはまだ残っていると話しています。さらに、エリック・スポールストラ監督が80点や85点という水準まで押し上げようとするはずで、それがこのチームの潜在力だとも語りました。スポールストラはヤニスについて、日ごとに良くなっていると評価しています。
背景と独自考察
ヤニスは前シーズン、ミルウォーキー・バックスでの最後のシーズンに36試合の出場にとどまっていました。新天地で健康にプレーできていること自体が、まず大きな収穫です。
ヒートは昨季、1試合のペース指標が48分あたり104.22ポゼッションでリーグ最速でした。また、140得点以上の試合は12回とリーグ最多です。この走るスタイルに、ヤニスの突破力がどう噛み合うかが焦点になります。FG成功率で約6割(13本中8本)という数字は、ペースの速い展開が彼に合う可能性を示唆していますが、プレシーズン2試合のサンプルでは断定できません。
今後の日程
ヒートの次のプレシーズン戦は、土曜日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦です。レギュラーシーズンの開幕戦も、10月21日に同じティンバーウルブズが相手になります。ヤニスの言う「まだ」が、開幕までにどこまで埋まるのか。ここを追いかけるのが、今季序盤の楽しみ方になりそうです。
なお、ヒートは土曜日の試合でもヤニスを使いながら連係を深めていくはずで、本人が語る「スポット探し」がどう進むかは、ファンにとって最も分かりやすい指標になります。
個人的に気になるのは、フリースローの2本成功(5本中)という数字です。プレシーズンの1試合で判断すべきではありませんが、ヤニスは突破でファウルをもらう場面が多い選手だけに、シーズンを通した成功率は勝敗に直結します。一方で、18分という短い出場時間でこれだけのシュート機会をつくれた点は、ヒートの戦術が彼を中心に回り始めている印象を与えます。トンプソンやウィギンズといった外から決められる選手との距離感も、今後の見どころでしょう。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!





