WNBA FAN ブログロゴ

20カ月ぶりのコートで17得点、マカオに戻ってきたカイリーの芸術

 

マーベリックスのカイリー・アービングが、2026年10月11日(日)にマカオで行われたNBAチャイナゲームズのプレシーズンでついにコートへ戻ってきました。ロケッツ戦は132対115でマーベリックスが勝利し、カイリーはチーム最多の17得点を挙げています。試合結果以上に、あの復帰の仕方そのものがニュースだったと感じました。

22分弱で見せた「復帰第一戦」の中身

2025年3月3日に左ACLを断裂してから、公式戦を含めて約20カ月ぶりの実戦でした。出場時間は22分弱で、第1クォーターに8分、第2クォーターに8分強、第3クォーターの最初の5分半を使ってベンチに下がっています。

成績は13本中6本成功で17得点、3アシスト、2リバウンドです。最初の攻撃ではクーパー・フラッグのパスから逆手のレイアップを決めており、復帰の一歩目から視線を集めるプレーでした。

数字と言葉が示す「予想以上」

ダスティ・メイ監督は試合後、「彼はアーティストであり、ジャズミュージシャンだ」と語り、「これほど長く離れていたのに、ここまで良い動きをするとは思っていなかった」とも話しています。

対戦したロケッツのマーカス・スマートは「良く見えたが、良く見えるのは想定していた」とコメントしました。相手ベンチから見ても、動きに衰えは感じなかったということでしょう。

ここで比較したいのが、離脱前の数字です。2024-25シーズンのカイリーは1試合平均24.7得点、4.8リバウンド、4.6アシストを記録していました。今回はあくまでプレシーズンの22分弱で、単純な比較はできません。それでも、走って止まって決めるという一連の動きが戻っていたことは確かです。

背景にあるマーベリックスの再出発

マーベリックスは2024年にファイナルへ進みましたが、その後は2季続けてプレーオフを逃しました。2025年2月にはルカ・ドンチッチがレイカーズへ移り、チームの顔ぶれは大きく変わっています。

今季はダスティ・メイが初年度の指揮を執り、ドラフト全体1位で入団した新人王のフラッグがいます。ボールを運ぶ役と得点を狙う役を、経験豊富なカイリーとどう分け合うのかが最大の見どころです。

今後の展望と独自考察

私が注目するのは出場時間の管理です。今回の22分弱という数字は、慎重に刻んでいく方針の表れに見えます。公式戦が始まれば、連戦のなかでどの程度まで負荷を上げるのかが焦点になるはずです。

一方で、フラッグのパスから始まった最初の得点は、この2人の組み合わせに可能性があることを示しています。カイリーが試合を落ち着かせ、フラッグが走る形が定着すれば、マーベリックスは西の下位に沈んだ昨季とは違う姿を見せられるかもしれません。報道によれば、カイリーは最終年のプレーヤーオプションを行使すれば2027-28シーズンまでダラスに残る契約です。

読者のみなさんと考えたい論点

ACLの大きなケガから戻った直後は、数字よりも「動きの質」を見るのが大切だと考えています。今回のカイリーは、第1クォーターから第3クォーター序盤まで、時間を区切りながら登場しました。これは、負荷を段階的に上げていく計画の一環に見えます。

皆さんは、カイリーの復帰がマーベリックスの順位をどこまで押し上げると思いますか。フラッグとの相性、ダスティ・メイ監督の初年度という不確定要素、そして健康状態。どれか一つでも崩れれば、昨季の再現になりかねません。逆に噛み合えば、プレーオフ圏内の争いに食い込む力は十分あるはずです。

引用:https://www.nba.com/news/kyrie-irving-makes-return-in-nba-china-game

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です