エンジェル・リース

2.2ブロックの守護神、チャールズが決勝直前に見抜いたリースの本質

 

ティナ・チャールズが、WNBAファイナルを目前にしたエンジェル・リースを「まさに求めたい存在」と評価しました。Fadeaway Worldによると、チャールズはリースについて「彼女は恐れを知らない」と語り、「特にインサイドの柱に求めたいのは、まさにそういう姿勢です」と述べました。ドリームは13年ぶりのファイナル進出を決めており、その中心にいるのがリースです。

得点に関係なく試合を支配する数字

Fadeaway Worldによると、リースの今季成績は1試合平均18.0得点、8.4リバウンド、2.2ブロック、1.6スティールです。シュート成功率はフィールドゴールが43.3%、3ポイントが38.5%、フリースローが87.1%で、今季は最優秀守備選手賞も受賞しました。

チャールズが強調したのは、数字に表れる得点以外の部分です。「相手に自分の意思を押しつける存在、何度でも向かっていく存在です」と語り、さらに「得点を決めているかどうかは関係ありません」と述べました。2.2ブロックと1.6スティールを合わせて平均3.8回、相手の攻撃を直接断ち切っている計算になります。

準決勝の第3戦では、リースがイオネスクに詰め寄る場面がありました。チャールズはこの場面について「私のチームメートに手を出すな、ということです」と語り、「ファイナルに向かう今、まさにそれが欲しい姿勢です」と述べました。

批判を浴びた過去と、同期で初めて立つ決勝

Fadeaway Worldによると、リースは同じ大学の同期の中でWNBAファイナルに到達した最初の選手です。シカゴ時代には得点力と効率の低さに厳しい批判が集まり、ドラフト前にも、2シーズン続いた負け越しがシュート創出力と守備への疑問を呼んでいました。昨年のドリームは1回戦を突破できませんでした。

その位置から、リースはトレードで加わったアトランタで守備の柱になり、チームを決勝まで導きました。疑問視された守備で最優秀守備選手賞を手にした事実は、評価が反転したことを示しています。

シュート面でも疑問への答えが出ています。フリースロー成功率87.1%と3ポイント成功率38.5%は、高い水準です。創出力に不安があると言われた選手が、外からも決められる脅威に変わりました。得点で目立たない夜でも、守備とリバウンドで試合を動かせる点に加え、決める力まで備えたことが、ドリームの決勝進出を支えた土台です。

鍵を握るのはエイジャとストークスの攻防

ファイナルの相手ヴァルキリーズは、準決勝でエーシズを下しました。Yahoo Sportsのネキアス・ダンカンの集計では、カイア・ストークスが守った場面でエイジャのシュート成功率は31.3%(32本)にとどまりました。ほかのゴールデンステートの守り手が相手のときは54.2%(24本)です。1人のセンターが5度のMVPを31.3%に抑えた事実が、ヴァルキリーズの強みです。

ドリームのインサイドを預かるリースは、この守備型のインサイド対決を受けて立つ立場になります。リースの価値は得点より、リバウンドとブロックで相手の第2、第3の攻撃を消す点にあります。ヴァルキリーズの守備網に対し、リースが体を張って流れを引き寄せられるかどうかが、ドリームの初優勝を左右します。チャールズはWNBAで長く戦ってきたベテランです。そのベテランが「ファイナルに欲しい姿勢」と言い切ったのは、リースが数字以上にチームの空気を変えているからです。チャールズの評価どおり、リースはファイナルで最も重要な存在です。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/tina-charles-says-angel-reese-110534336.html

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