メンフィス・グリズリーズのトゥオマス・イーサロHCが、ドラフト全体3位のカム・ブーザーの「超能力」を明かしました。飛び抜けた学習の速さです。ClutchPointsによると、イーサロは金曜日のプレシーズン最終戦の前にこう語りました。
イーサロが語った学習の速さ
イーサロは「最高の選手は学ぶのも最も速い」と語りました。集中力と理解度が極めて高いため、必要な反復の数が少ないと、イーサロは説明しました。この速さと役割に慣れるまで2、3年かかる選手がいる一方で、数か月でつかむ選手もいます。ブーザーはその中でも別格で、練習前の1、2回の反復で身につけてしまうと、イーサロは明かしました。
イーサロは「とても珍しいことで、めったに見られません」と述べ、他の選手より早く学べる能力こそがブーザーの超能力だと説明しました。この能力はリーグへの適応を速めると語っています。
サマーリーグからプレシーズンまでの数字
ブーザーは19歳で、デューク大で1シーズンを過ごしました。38試合に出場し、平均22.5点、10.2リバウンド、4.1アシスト、1.4スティールを記録しています。フィールドゴール成功率は55.6%、3ポイント成功率は39.1%です。AP年間最優秀選手に選ばれ、ファーストチーム・オールアメリカンにも入りました。
NBCスポーツによると、10月5日のプレシーズン初戦はホークス戦でした。ブーザーは18分の出場で11点、5リバウンド、4アシスト、2スティールを記録しています。フィールドゴールは9本中5本成功で、フリースローは3本中1本でした。グリズリーズは132-123で勝っています。
サマーリーグでも内容は濃いものでした。サンダー戦のデビューでは15点、4リバウンド、4アシストでした。続くジャズ戦では18点、7リバウンド、4アシストを挙げ、フィールドゴール9本中6本、3ポイント5本中4本を決めています。チームは100-109で敗れましたが、この試合ではセドリック・コワードが21本のシュートを放っており、ブーザーはオフェンスの負担が小さい中で結果を残しました。
プレシーズン初戦の数字を36分換算にすると、約22点、10リバウンド、8アシスト、4スティールです。デューク大での平均22.5点に近い得点ペースを、NBAの相手にも保ったことになります。サマーリーグ2試合の合計は33点、11リバウンド、8アシストでした。
1試合の数字より価値があるのは、数字の質です。得点だけでなく、アシストとスティールを同じ試合で積み上げた点に、ブーザーのプレーの幅が出ています。サマーリーグのジャズ戦では3ポイントを5本中4本決めており、外からのシュートでも相手の守備を広げました。デューク大での3ポイント成功率39.1%とも合致する数字です。
全体3位で指名された19歳に求められるのは、シーズン序盤から試合に出て、チームの形を壊さずに数字を残すことです。イーサロが示した「1、2回の反復で身につける」という評価は、その条件を満たす選手だという意味になります。
学習力が武器になる理由
新人が最初の数か月で苦しむのは、才能の不足よりも、プレーの速度や守備の約束事、チーム内の役割への適応です。ブーザーは少ない出場時間でも得点、リバウンド、アシスト、スティールを同時に記録しており、特定の役割に頼らずに数字を作れます。
ヘッドコーチが自ら学習の速さを最大の長所に挙げた事実は重いものです。イーサロ体制のグリズリーズにとって、ブーザーの適応の速さは序盤戦を安定させる最大の武器になります。

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