ヴァルキリーズは11月4日、球団初のWNBA優勝を祝うパレードを開きました。オークランドでの祝賀会のあと、チームはフェリーでサンフランシスコへ渡り、エンバカデロ沿いを進みました。その中で最も目を引いたのが、カイア・ストークスが着ていた特製Tシャツです。シャツにはESPNのBPI(バスケットボール・パワー・インデックス)のグラフが刷られていて、優勝予想から外されたチームの逆襲を、そのまま胸に掲げていました。
フェリーとエンバカデロを染めた祝賀
Yahoo Sportsによると、パレードはオークランドの祝賀会から始まり、選手たちはフェリーで湾を渡りました。フェリーの操作にはケイトリン・チェンが加わり、マスコットのバイオレットが船上で踊りました。ファイナルMVPのガビー・ウィリアムズは「For! The! Bay!」と書かれたスウェットを着て、「G-S-V」のチャントを先導しました。
ティファニー・ヘイズは37歳で、2012年からWNBAでプレーし、最初の10シーズンをドリームで過ごしました。そのヘイズが、自身初の優勝を味わっていました。元ウォリアーズのフェスタス・エゼリはNBC Bay Areaの取材に「ベイエリアから優勝を奪う者は、もういません」と語りました。ウィリアムズは第7戦のウォームアップから笑顔が止まらなかったと明かし、チームメートに「みんなが私の肩の重荷を取ってくれたから、のびのびとプレーできた」と感謝を述べました。
ESPNの予想とストークスの数字
Yahoo Sportsによると、ストークスのシャツには7月5日時点のBPIのグラフが使われ、そこにヴァルキリーズは上位5チームとして載っていませんでした。ESPNはこれに応えて、ヴァルキリーズの優勝確率を100パーセントとした新しいグラフを冗談で作りました。同時にESPNは、8月10日の時点ではヴァルキリーズが最も高い優勝確率だったと説明しました。
ストークスはレギュラーシーズン44試合中43試合に出場し、平均約22分で3.6点、5.8リバウンド、1.3アシスト、1.7ブロックを記録しました。プレーオフでは平均4.2点、10.0リバウンド、2.4ブロックに伸ばし、フィールドゴール成功率は51.1パーセントでした。オールディフェンシブ・セカンドチームにも選ばれています。オフに2年の保証契約を結んでおり、チームは準決勝でエーシズをスイープし、ファイナルでドリームを破りました。
数字に出ない貢献が予想を覆した
第7戦は68-63でヴァルキリーズが勝ち、330万人が視聴しました。ウィリアムズは後半だけで28点を挙げ、WNBAのポストシーズン記録を塗り替えました。シリーズ平均は19.6点、3.6リバウンド、2.7アシスト、2.6スティールです。ヴァルキリーズは創設2年目で32勝を挙げ、1年目にはエクスパンション球団として史上初めて、初年度にプレーオフへ進出していました。
平均3.6点の先発センターが、プレーオフでリバウンドとブロックを大きく伸ばした事実は、得点やアシストの総合評価では拾いきれない守備の価値を示しています。BPIのようなモデルはロスターの紙面上の力を測りますが、リムを守り、リバウンドを拾い、味方を楽にする役割は、数式の外側に残ります。ストークスのシャツは笑い話であると同時に、その盲点を突いた指摘でした。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!




