ウェンビー

52点24リバウンド8ブロック、ウェンバンヤマがマーベリックスを沈めた夜

 

ウェンバンヤマが、キャリアハイとなる52得点、24リバウンド、8ブロックを記録しました。スパーズはマーベリックスを112対111で下し、6連勝としました。ESPNによると、試合はサンアントニオで行われた水曜日の夜の一戦です。1点差の接戦を、最後はウェンバンヤマの数字が引き寄せました。

最初の12点のうち10点を一人で奪った立ち上がり

ウェンバンヤマは開始直後からゲームを支配しました。スパーズが挙げた最初の12点のうち10点を、2本のダンクと6本のフリースローで奪っています。第1Qを終えた時点で、15得点、9リバウンド、2ブロック、2スティール、1アシストを積み上げていました。

前半だけで29得点、15リバウンド、5ブロックです。ESPNによると、プレーバイプレーの記録が残る1996-97シーズン以降、1つのハーフで25得点、10リバウンド、5ブロックを達成した選手はウェンバンヤマが初めてです。さらにブロックでは、ひとつのポゼッションで13秒の間に3本を叩き落とす場面がありました。3本目はデアーロン・フォックスが拾い、前半残り3分38秒のことです。

終盤も止まりませんでした。残り2分39秒の間にプットバックを2本沈めています。一方で、残り2分10秒からのフリースローは4本中1本の成功にとどまりました。完璧ではなかった点も含めて、52点という数字の重みが伝わる試合です。

ウェンバンヤマがベンチに座った4分半に起きたこと

この試合で最もはっきりしたのは、ウェンバンヤマの不在が生む差です。ESPNによると、コートにいた時間帯のスパーズは23点のプラスで、ベンチに下がった時間帯は22点のマイナスでした。合計すると45点の開きです。

象徴的なのは第2Qです。ウェンバンヤマが開始3分ほどでベンチに下がると、マーベリックスは12対1のランで点差を49対48まで縮めました。ウェンバンヤマが戻ったのは、およそ4分半後です。スパーズの守備がインサイドの抑止力を失った瞬間に、流れが一気に傾いたことになります。

支えたのは周囲の選手です。ディラン・ハーパーが21得点、ステフォン・キャッスルが17得点10リバウンドを記録し、フォックスも大事なブロックの回収で貢献しました。一方のマーベリックスは、カイリー・アービングが29得点、ナジ・マーシャルが22得点、PJ・ワシントンが21得点、クーパー・フラッグが19得点と四人が得点を重ねています。アービングは残り3秒に15フィートのターンアラウンドジャンパーを放ちましたが、外れました。

52点でも勝敗が1点差だった意味

数字を並べると、この試合の異様さが際立ちます。52得点と24リバウンドと8ブロックを同時に記録する選手は、他のどのチームにもいません。得点だけを取る選手でも、守備だけを支える選手でもなく、一人で攻守の両面を担っていました。スパーズが3ガードで組む今季の布陣も、リムを守るウェンバンヤマがいるから成立します。

個人の記録が歴史的でも、勝利は1点差でした。ここにスパーズの課題が出ています。ウェンバンヤマが休むと崩れる構造は、数字がはっきり示しています。リードを守り切るには、ウェンバンヤマが座る時間帯でも失点を抑える仕組みが欠かせません。

相手のマーベリックスも最後まで食らいつきました。四人が20点前後を挙げ、ウェンバンヤマを止められない分を分散した得点で補っています。ウェンバンヤマが52点を取っても残り2分で1点差だったのは、マーベリックスの攻撃力の裏返しです。スパーズにとっては、勝ち切ったこと自体に大きな価値があります。

それでも、この夜が特別であることに変わりはありません。得点、リバウンド、ブロックの3部門でキャリアハイを同時に更新した試合は、個人の完成度が新しい段階に入ったことを示します。スパーズの6連勝は、ウェンバンヤマのコート上の影響力がそのまま勝ち星に変わっている証拠です。ウェンバンヤマが出ている限り、スパーズは勝てるチームです。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/50385705/wembanyama-52-points-24-rebounds-8-blocks-spurs-mavs

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