ウォリアーズが、クリスタプス・ポルジンギスに対する年俸2000万ドルの支払いを止めています。ESPNによると、リーグ関係者の話では、球団は半月ごとの給料を支払っていません。リーグ側の立場は、チームを離れて役務を提供していない以上、支払いの対象外というものです。ポルジンギス自身も、この措置に異議を唱えていません。
夏に結んだ2年4000万ドルの契約と、チームを離れた経緯
ポルジンギスは31歳で、今夏に2年4000万ドルの契約延長にサインしました。ただし2年目の保証額は300万ドルだけです。契約の構造から見れば、球団にとって2年目の負担は小さく設計されています。
ESPNによると、ポルジンギスはトレーニングキャンプの前日にマイク・ダンリービーGMへ電話をかけ、チームから離れました。球団は当初、ポルジンギスに時間を与えています。リカバリーのために施設へ戻り、チームメートや医療スタッフと過ごすことを求めていました。
10月上旬には、ダンリービーGMと医療責任者のリック・セレブリーニを交えた面会が行われています。その後、球団はポルジンギスが施設に来ると発表しました。しかしポルジンギスは施設を離れ、それ以来戻っていません。
公式の扱いも変わりました。昨季の欠場で使っていた「一般的な体調不良」から、「チームに帯同していない」へ切り替えています。ESPNは、この変更を意図的なものと指摘しています。欠場はもはや、認められた不在ではありません。
トレード期限2月11日までの球団の選択肢
球団関係者によると、現時点で契約を無効にする計画はありません。トレードの自由度を、2月11日の期限まで保ちたい考えです。ESPNによると、ウォリアーズはポルジンギスの契約を使ったトレードの道を探っています。
ESPNの分析では、受け取る側のチームにも利点があります。期限が近いポルジンギスの年俸を引き受けることで、長期契約を帳簿から外せます。バイアウトで、ロースターの枠を空ける使い方もあります。ウォリアーズが何を付けるかによっては、ドラフト資産を受け取る形も成り立ちます。
先例もあります。昨季、ヒートは連邦捜査を受けていたテリー・ロジアーへの支払いを止めました。それでもヒートは、期限までにトレードの可能性を探り続けています。給料を止めることと、トレード市場に出ることは両立します。
ポルジンギスの契約は、金額の面でも扱いやすい形です。2年目の保証が300万ドルなので、受け取るチームは来季以降の負担を抱えずに済みます。保証額の小ささは、トレード交渉でウォリアーズが提示できる大きな材料になります。期限が近づくほど、年俸を整理したいチームにとっての魅力は増していきます。
勝てるからこそ急がない、ウォリアーズの時間の使い方
ウォリアーズは開幕から0勝3敗と苦しみましたが、ポルジンギス不在のまま5連勝を記録しました。主役がいなくても勝てる状況が、球団に判断の余裕を与えています。
5連勝の内訳をみると、ポルジンギスがいない状態で勝つ形をチームが見つけたことが分かります。0勝3敗からの立て直しは、球団が複数の選択肢を並行して検討する余裕を生みました。ポルジンギスが復帰するかどうかに関わらず、チームは前に進んでいます。
支払い停止は、懲罰というよりも契約上の立場を整理する動きです。ポルジンギスが異議を出さないことで、球団は交渉を急ぐ必要がなくなりました。5連勝のチームにとって、2月11日まで契約を温存する選択が最も合理的です。ウォリアーズは、期限直前に最も高い値が付くタイミングを待ちます。
引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/50379460/warriors-not-making-payments-porzingis-sources-say

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