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マーキュリーが敵地で先行逃げ切り、サンを83-75で撃破――トーマスが古巣相手に11アシストの活躍

試合展開

フェニックスは開始から10-0のランで主導権を握り、第1Qを22-9と圧倒しました。前半残り6分には最大19点差を付けましたが、コネチカットはジェイシー・シェルドンの連続スリーで追撃し、ハーフタイム時点で48-36。後半もサトゥ・サバリーの強烈なリバウンドとアリッサ・トーマスのゲームメイクでリードを保ち、サンの反撃を第4Qの最小7点差までに抑えて83-75で逃げ切りました。これでマーキュリーは今季9勝4敗、サンは2勝10敗と球団ワーストタイのスタートとなっています。

注目選手とスタッツ

  • アリッサ・トーマス:14得点11アシスト8リバウンド。古巣相手にトリプルダブル未遂と攻守の起点になりました。
  • レクシー・ヘルド:14得点(FG 5/8、3P 2/4)。第2Qの連続ジャンパーで流れを維持。
  • サトゥ・サバリー:12得点15リバウンドのダブルダブルで制空権を掌握。
  • カーラー・コッパー:13得点4リバウンド。トランジションでの推進力が光りました。
  • アニーサ・モロー:16得点9リバウンド。第3Qに12得点を集中させて反撃の原動力。
  • オリビア・ネルソン=オドダ:10得点14リバウンド3ブロックとキャリアハイの奮闘。
  • ジェイシー・シェルドン:13得点(3P 3/4)。第2Qだけで全得点を挙げて点差を一桁に戻しました。

試合後のコメント

サンのラシッド・メジアンHCは「勝てる余地はあっただけに悔しい。ただ数週間前より上位チームに食らい付けている」と前向きに総括しました。

シェルドンも「立ち上がりを改善すれば、どのチームとも戦える」と手応えを語っています。

一方マーキュリーは「ディフェンスで相手のリズムを早い段階で崩せた」とトーマスが振り返り、サバリーは「リバウンドと高さのミスマッチを突けた」と勝因を分析しました。

まとめ

マーキュリーは3連勝で西地区2位をキープ。トーマスを中心にベンチ得点35点と層の厚さが際立っています。サンは開幕12試合で10敗目ながら、モローとネルソン=オドダの若手インサイドが確かな成長を示しており、序盤の失速をどう修正するかが今後の焦点です。

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