ミネソタ・リンクスのルーキー、オリビア・マイルズをめぐる評価が、ついにバスケットボール界全体を巻き込む話題へと広がってきました。きっかけはNBAのレジェンド、ケビン・ガーネットがX(旧ツイッター)で放った一言です。チームは日曜のホームゲームで敗れたにもかかわらず、その夜もマイルズは存在感を放ち続けました。新人にしてここまで議論を呼ぶ存在になったことに、正直なところ驚きを隠せません。
敗戦でも22得点6アシスト、全部入りのスタッツ
リンクスは現地6月21日、本拠地ターゲットセンターでワシントン・ミスティクスに79-84で敗れました。連勝が止まる悔しい一戦でしたが、マイルズはチーム最多の22得点に加え、5リバウンド、6アシスト、2ブロックと多彩な働きでミネソタを最後まで土俵際で支えました。要所での得点でチームをつなぎ止めた姿は、すでにルーキーの域を超えています。
この活躍を見て、ミネソタゆかりのレジェンドであるガーネットがすかさず反応しました。「オリビア・マイルズはNBAとWNBAを通じて、最高クラスのルーキーの一人だ」とXに投稿したのです(ClutchPointsより)。地元の英雄ゆえのひいき目もあるかもしれませんが、決して大げさな評価とは言い切れないところに、今季のマイルズの非凡さがあります。
3P単一試合8本のルーキー記録、新人王は独走状態
2026年のドラフトで全体2位指名を受けた23歳は、ノートルダム大とTCUで名を馳せた実力者です。身長178センチと決して大きくはないものの、スピードとシュート、そして物おじしないプレースタイルでリンクスのオフェンスを牽引してきました。今季はいずれもチーム最多となる平均18.5得点・5.6アシストを記録し、さらに4.9リバウンド・1.4スティールと数字は全方位に及びます。
すでに1試合8本の3ポイント成功というルーキー記録を打ち立てるなど、節目となるプレーも次々と更新しています。もし今この時点でWNBAの新人王が決まるなら、満場一致でマイルズに票が集まるだろうという見方が大勢を占めるほどで、シーズン序盤の懸念だった「高い使用率で消耗するのでは」という声を、自らのプレーで完全に黙らせてきました。
コリアー不在を支える今後の展望
見逃せないのは、マイルズがエースのナフィーサ・コリアーを欠いた状況でこの数字を残している点です。足首の負傷から復帰途上にあるコリアーの穴を、ルーキーが背負って立っているのです。チームの大黒柱からも称賛を浴びている事実は、彼女の存在がすでに単なる新人ではなく、勝敗を左右するコアピースになっていることを物語っています。
新人王争いがほぼ確定的に見える一方で、ここからの真価が問われるのはコリアーが本格復帰した後の役割分担でしょう。ボールを持って主導権を握りたいマイルズと、リーグ屈指のスコアラーであるコリアーがどう共存するか。二人がかみ合えば、リンクスは優勝候補の最右翼へ一気に駆け上がる可能性を秘めています。ガーネットの言葉は、その未来図への期待の表れだと筆者は受け止めています。
今後の試合
リンクスは西地区上位を争う激戦の真っただ中にあり、コリアーの復帰時期とあわせて、マイルズがどこまで主役を張り続けられるかが当面の見どころです。WNBAは30周年シーズンを迎え、新世代のスター候補に大きな注目が集まっています。次節以降も、マイルズのプレーがどんな数字と記録を生むのか、目を離せません。
引用:https://clutchpoints.com/wnba/minnesota-lynx/lynxs-olivia-miles-big-claim-kevin-garnett

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