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NBAがサッカーW杯決勝の裏で仕掛ける大勝負、2027年秋開幕の欧州リーグへ向けオーナー候補との直接交渉が始まる

 

NBAが構想する欧州新リーグが、いよいよ実現に向けて動きを速めています。アダム・シルバー・コミッショナーは7月14日(現地時間)のオーナー会議後の会見で、サッカーのFIFAワールドカップ決勝に合わせてニューヨーク周辺に集まる投資家グループと、新リーグのオーナー候補として直接会談する計画を明らかにしました。バスケットボールの世界戦略が、サッカー最大の祭典の裏側で進むという象徴的な数日間になりそうです。

W杯決勝の週末はオーナー候補が集う「商談の場」に

ESPNによれば、シルバーとマーク・テイタム副コミッショナーは、新リーグのチーム保有に関心を持つ複数のグループと会談を行う予定です。多くの候補者が日曜のワールドカップ決勝を観戦するためにニューヨーク地域を訪れることから、この機会を最大限に活用する判断となりました。シルバーは「欧州の複数の都市からすさまじい関心が寄せられています。こちらから入札をお願いしていない都市からもです」と語り、最初に参加する都市グループについて入札の最終調整段階に入っていることをオーナー会議で報告したと明かしています。

16チーム構想に候補12都市、開幕は2027年秋を予定

新リーグはNBAとFIBA(国際バスケットボール連盟)の提携によって運営され、2027年秋の開幕を予定しています。構想では12の常設フランチャイズに、毎年の成績で入れ替わる4つのクオリファイア枠を加えた計16チームで争われる見込みです。候補都市として報じられているのはアテネ、バルセロナ、ベルリン、イスタンブール、ロンドン、リヨン、マドリード、マンチェスター、ミラノ、ミュンヘン、パリ、ローマの12都市で、欧州の主要マーケットがずらりと並びます。シルバーは進捗について「物事は私が望んでいた位置にあります」と自信を見せており、W杯決勝の週末を挟んだ今後数週間で一部の契約をまとめたい考えと伝えられています。昨年の構想発表から約1年、絵に描いた餅だった欧州リーグに、ついに具体的な顔ぶれが見え始めました。

ユーロリーグとの全面対決は避けられないのか

最大の焦点は、既存の欧州最高峰ユーロリーグとの関係です。NBA欧州リーグが主要都市とアリーナを押さえれば、放映権、スポンサー、そして選手の獲得競争が正面からぶつかることになります。一方で、今週14年のNBAキャリアに区切りをつけてザルギリスへ移籍したヨナス・バランチュナスのように、円熟期に欧州へ戻る選手の流れを見れば、大西洋をまたぐ人材市場はすでに一体化しつつあります。NBAの資本力とメディア網が欧州バスケ全体の水準と報酬を引き上げる可能性は高いでしょう。日本のファンにとっても見逃せない話があります。欧州の夜の試合は日本時間の深夜前後にあたり、米国本土の試合よりはるかに視聴しやすい時間帯です。将来「NBAブランドの試合を仕事終わりに観られる」日が来るとすれば、これほど嬉しい副産物はありません。

今後のスケジュール

ワールドカップ決勝は日曜にニューヨーク周辺で開催され、NBA幹部とオーナー候補の会談はその前後に行われる見込みです。参加都市の正式発表や出資グループの確定など、今後数週間の動きが2027年秋の開幕を占う試金石になります。秋にはリーグ名称やフォーマットの詳細、放映パートナーに関する発表も期待されており、欧州サッカー界の名門クラブがバスケ部門で参入するのかどうかも大きな見どころです。続報が入り次第、当ブログでもお伝えします。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/49366321/nba-europe-league-talks-ramp-alongside-fifa-world-cup-final

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