ケルシー・プラム

「この街を家のように感じさせてくれた」プラムがLAに残した別れの投稿にクラークとブリンクが反応、月曜シカゴ戦で早くもマーキュリーデビューか

 

ケルシー・プラムのロサンゼルス時代が、わずか2年で幕を閉じました。スパークスからマーキュリーへのトレードが正式に成立した翌日、本人がインスタグラムに投稿した別れのメッセージが、リーグ中の選手を動かしています。ケイトリン・クラークが「いいね」を押し、キャメロン・ブリンクがハートの絵文字を3つ並べ、スパークス公式アカウントまでが紫と金のハートで応じました。トレードの中身そのものよりも、この一連の反応のほうが、彼女がLAで何を残したのかを雄弁に語っているように感じます。

数千の「いいね」と、紫と金のハート

プラムが投稿したのは、スパークス時代の写真を並べた1本の投稿でした。「あなたたちがこの街を私の家のように感じさせてくれました」という一文を含む文章で、球団、チームメイト、コーチ、そしてファンへの感謝をつづっています。文末には「フェニックス、バレーに行くのが待ちきれない」と、新天地への高揚も添えられていました。

反応の速さが印象的でした。数千件に達した「いいね」の中にはフィーバーのケイトリン・クラークの名前があり、LAで2シーズンをともに戦ったキャメロン・ブリンクはハートを3つ。エーシズでルーキーイヤーを過ごし、その後スパークスへ加わったケイト・マーティンは「あなたらしくいて」と書き込みました。そして球団の公式アカウントが返したのは、紫と金のハートの連打です。チームカラーそのもので送り出すという、静かで分かりやすい別れ方でした。

55試合で平均20.5点、そして6月21日で止まった時計

プラムは2025シーズンを前にエーシズからスパークスへ移籍し、LAでの2年間で通算55試合に出場しました。この間の平均は20.5得点5.9アシスト、3ポイント成功率36.1%。自身4度目と5度目のオールスター選出も、すべてスパークスのユニフォームで手にしたものです。

31歳を迎えた今季はさらに数字を伸ばし、12試合で平均23.9得点6.4アシスト2.2リバウンド1.2スティール。得点はキャリアハイのペースで、アシストはチーム最多でした。ところがその時計は6月21日を最後に止まったままです。下腿の負傷で1か月以上戦列を離れ、先週シカゴで開催されたオールスターゲームも欠場。代役にはマーキュリーのカリア・コッパーが選ばれました。今季はそれ以前にも足首の負傷で3試合を欠場しています。

オフに結んだのは99万9999ドルの1年契約でした。来季の残留プランがないと伝えられたことが、期限直前の放出につながったとされています。ESPNによれば、プラムはシーズン終了後のフリーエージェントで改めてすべての選択肢を検討する意向だといい、フェニックス行きが長期的な着地点になる保証は現時点でありません。

月曜のシカゴ戦は出場微妙、11勝のチームに残された時間

トレードでフェニックスが手放したのは、ガードのアコア・マカニと2027年1巡目指名権、2028年2巡目指名権でした。GMのニック・ユーレンはプラムを「リーグで最もダイナミックな選手の一人」と評し、シュート力と爆発力、判断力の組み合わせを獲得理由に挙げています。

問題は、そのプラムがいつコートに立てるのかです。マーキュリー番記者のシェーン・ヤングによると、プラムは月曜のシカゴ・スカイ戦に「出場微妙」として名前が挙がっており、メディカルチェックの結果次第では、トレード成立から中1日でのデビューもあり得る状況です。1か月以上のブランクを考えれば、実現すれば異例の早さといえます。

マーキュリーはここまで11勝。3連勝が土曜のリバティ戦で止まり、直近10試合は4勝6敗と足踏みしています。アリッサ・トーマス、カリア・コッパー、デワナ・ボナーというベテランの並びに平均23.9点のガードが加わる意味は決して小さくありません。ただ、1か月以上実戦から離れていた選手が、いきなり23.9点のペースに戻ると考えるのは楽観的すぎるでしょう。フェニックスが賭けたのは「プラムが戻るまでにプレーオフ圏内が視界から消えないこと」と「戻ってからの数週間で噛み合うこと」の2点であり、残り試合数を踏まえるとかなり強気の賭けだと私は見ています。

裏を返せば、スパークスの判断は極めて現実的でした。残留の見込みが薄い31歳のスターを、1巡目指名権を含むパッケージに換えられたのですから、再建の入り口としては悪くない取引です。プラムの別れの投稿にファンが涙する一方で、フロントは冷静に次のロースターを組み立てている——この温度差こそがトレード期限の本質なのだと思います。

これからの見どころ

まずは月曜のシカゴ・スカイ戦で、プラムがベンチに座るのか、それともユニフォームに袖を通すのか。ここが最初のチェックポイントです。復帰後は、アリッサ・トーマスとのピック&ロールがどこまで機能するか、そしてカリア・コッパーとの得点配分をネイト・ティベッツHCがどう整理するかが焦点になります。プレーオフ争いは残りわずか、フェニックスの一戦一戦から目が離せません。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/caitlin-clark-cameron-brink-others-032702566.html

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です