エンジェル・リース

15本中4本のリース、それでも12リバウンドが示した第2戦への伏線

 

アトランタ・ドリームがプレーオフ1回戦の第1戦でワシントン・ミスティクスを92対77で下した一方、エンジェル・リースのシュートは15本中4本の成功にとどまりました。成功率は26.7パーセントです。それでも13得点12リバウンドのダブルダブルで、勝利には確実に貢献しています。数字の悪さと中身の良さが同居した、評価の難しい初戦だったと感じます。

15本中4本、それでも残した数字

リースの最終的なスタッツは13得点12リバウンド1アシスト2スティール1ブロックです。3ポイントは1本成功していますが、フィールドゴールは15本中4本と苦しみました。それでも12リバウンドを積み上げたことで、シュートが落ちる日でもゴール下で存在感を示せることは証明しています。

この試合のミスティクスは、身長190センチ台前半から2メートル前後のフロントコートを並べ、ドリームのゴール下を締めにきました。ドリームのインサイドは相対的に小柄なだけに、リースは常に高さのあるマッチアップを相手にしていたことになります。シュートの精度が落ちた背景には、この守備の圧力もあったはずです。

チーム全体を見ると、ドリームは前半を36対41で折り返し、一時は11点のビハインドを背負っていました。それでも後半に立て直し、ライン・ハワードの26得点、ジョーディン・カナダの10得点11アシストなどで突き放しています。リースの得点が伸びなくても勝てたという事実は、ドリームの層の厚さを示しています。ただ、シリーズを勝ち上がるには、エースの一人であるリースの効率が上がることが欠かせません。

終盤戦の好調との落差

気になるのは、リースがレギュラーシーズン終盤にシュート効率を改善していた点です。直近10試合のうち7試合でフィールドゴール成功率45パーセントを超えており、初戦の26.7パーセントとは大きな落差があります。プレーオフ初出場の緊張が影響したのか、それとも相手の守備が上回ったのか、見方が分かれるところです。

当ブログでも先にお伝えしたとおり、第3クォーターにはボナーのパスからカットして得点する場面があり、リースは18対5のランの締めくくりを担いました。ゴール下で待つだけでなく、動きの中で得点する形が機能したことは、第2戦に向けた明るい材料です。リーグトップの平均12.1リバウンドというレギュラーシーズンの実績を踏まえると、リバウンドで相手を消耗させるだけでも十分に価値があります。

第2戦の焦点と独自考察

私が注目するのは、リースが外のシュートを増やすのか、それともリム周りでの得点を徹底するのかという選択です。ミスティクスが大型ラインナップを続けるなら、ミドルレンジで無理に打つよりも、ボナーやジョーディン・カナダとの連係から生まれるカットやオフェンスリバウンドからの得点を増やすほうが、期待値は高いと考えています。

一方で、勝ち進めば準決勝でより経験豊富な相手と当たります。シュート効率が改善されなければ、リースへの守備はさらに厳しくなるでしょう。第2戦は、リースが自分のリズムを取り戻せるかを見極める格好の試金石になりそうです。リバウンドと守備で貢献できる選手だからこそ、シュートが1本でも多く決まれば、ドリームの勢いはさらに増すはずです。皆さんは、リースの不調は一時的なものだと思いますか。それとも相手の対策が本格化していくと見ますか。

第2戦の日程と観戦情報

第2戦は現地時間9月30日(水)午後7時(東部時間)にワシントンで行われ、ESPNが中継します。日本時間では10月1日(木)午前8時開始です。ドリームが勝てば準決勝進出が決まり、ミスティクスが勝った場合は10月2日(金)にアトランタで第3戦が行われます。

引用:https://highposthoops.com/angel-reese-s-game-1-shooting-struggles-bring-up-playoff-defining-question

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