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なぜステュワートはMVP論争で語られないのか、24.7点のプレーオフが問い直す物差し

 

リバティがセミファイナルでドリームに先勝を許し、崖っぷちに立たされている中、ブレアナ・ステュワートをめぐる興味深い話題が出ました。俳優のジェイソン・サダイキスが The Hollywood Reporter のインタビューで、今季のMVPの議論でステュワートの名前が十分に挙がっていないと本人に伝えたのです。優勝候補を背負う立場のエースが「語られない」と言われる状況は、数字を見るとたしかに不思議に感じます。

サダイキスの一言とステュワートの受け止め方

サダイキスは、今季のMVPをめぐる会話でステュワートが十分に取り上げられていないと感じていると話しました(英語では “I don’t think you’re brought up enough in the MVP conversation this season.”)。これに対しステュワートは、自分には安定した高いパフォーマンスが当たり前のように期待されていると受け止めている、という趣旨の答えを返しています。「基準であり、期待されていること」「ずっと輝き続けているだけ」といった言葉が印象的です。

自分の凄さを誇るのでも、評価の低さに不満を述べるのでもなく、期待値の高さを静かに受け入れる姿勢が出ています。これは長年トップに居続けた選手ならではの感覚だと思います。

数字で見る今季のステュワート

レギュラーシーズンの成績は平均20.8点、8.3リバウンド、3.3アシスト、1.4スティール、1.3ブロックでした。シュート成功率はフィールドゴール47.4%、3ポイント25.4%、フリースロー84.1%です。3ポイントの確率はエース格としては控えめですが、得点、リバウンド、守備の数字が揃っている点が特徴です。

注目したいのはプレーオフでの伸びです。平均24.7点、6.3リバウンド、4.3アシスト、2.3スティール、2.3ブロックと、得点、アシスト、スティール、ブロックのいずれもレギュラーシーズンを上回っています。フィールドゴール48.9%、3ポイント30.0%、フリースロー92.6%と、効率も上がりました。大一番ほど数字が伸びるタイプだと、データが示しています。

なぜMVP議論で目立たないのか、独自の見立て

私が考える理由は二つあります。一つは、毎年高い水準を保つ選手は「いつも通り」に見えてしまい、話題性で新星に負けやすいことです。ステュワートは3度のWNBA優勝、2度のMVP、ファイナルMVPの実績を持ちますが、その実績が逆に新鮮味を薄れさせている面があるように思います。

もう一つは、チーム内の役割です。スター選手が複数いるチームでは、数字が分散してMVPの記者投票では不利になりがちです。ただし、これはあくまで私の見立てで、投票結果や理由を裏付ける情報は今回の記事にはありません。個人賞の話と、いま目の前のシリーズでの働きは分けて見る必要があります。

崖っぷちのリバティと今後の注目点

リバティはドリームに0勝1敗で、勝ち抜けなければファイナルには届きません。この局面で最も頼れるのは、プレーオフで平均24.7点を記録しているステュワートです。第1戦の敗戦の中身は、当ブログの試合記事で詳しく触れていますので、あわせてご覧ください。

MVPの議論に入っているかどうかより、シリーズをひっくり返す一本を決められるかどうか。そこがステュワートの評価を決める場面だと思います。「ずっと輝き続けている」という本人の言葉が、このシリーズでどんな意味を持つのか、注目しています。

関連情報

リバティ対ドリームの第2戦の日程や放送、配信の詳細は、WNBA公式やテレビ局の発表をご確認ください。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/jason-sudeikis-tells-breanna-stewart-115526576.html

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