ブランソン ニックス

ブランソンのファイナル第1戦ジャージが102万ドルで落札、ニックス史上最高額を塗り替えた53年ぶり王者の熱狂が止まらない

 

53年ぶりの優勝がもたらした熱狂は、コートの外でも記録を塗り替え続けています。ニックスのジェイレン・ブランソンが2026年ファイナル第1戦で着用したジャージが、7月8日にサザビーズのオークションで102万4000ドルで落札されました。70回に及ぶ入札合戦の末についたこの価格は、ブランソン関連のコレクティブルとして史上最高額であると同時に、ニックス関連のコレクティブル全体でも過去最高となります。優勝から約1カ月、王者ニューヨークの勢いはとどまるところを知りません。

第1戦の15着で総額186万ドル、突出したブランソンの価値

今回のオークションには、ファイナル第1戦でニックスの選手が着用・支給された15着のジャージが出品され、総額は186万8416ドルに達しました。内訳を見ると、カール・アンソニー・タウンズとOGアヌノビーのジャージがそれぞれ25万6000ドル、ジョシュ・ハートが8万9600ドルで、ブランソンの102万4000ドルがいかに突出しているかが分かります。このジャージはPSAによって第1戦での着用が写真照合されており、NBAオークションズを通じて販売されたジャージとしても、クーパー・フラッグがデビュー戦の前半に着用したマーベリックスのジャージの100万ドルを上回る新記録です。第1戦のブランソンは敵地サンアントニオでのスパーズ戦で30得点を記録し、同点で迎えた最終クォーターだけで14得点を叩き出して105-95の勝利に導きました。シリーズの流れを決めた一着と言っていいでしょう。

優勝から1カ月、急騰し続けるブランソン市場

ブランソン関連の市場は、優勝を境に文字通り桁が変わりました。第5戦で45得点を挙げて優勝を決め、ファイナルMVPに輝いた翌日には、1点物のシリアル入りルーキーカードが31万2000ドルで落札されています。同じカードの過去最高額は2024年の9万6660ドルでしたから、およそ3倍への急騰です。さらに6月だけでブランソンのカードは3万ドル以上の取引が14件成立し、うち4件は9万9000ドルを超えました。ドラフト2巡目33位で入団した選手のグッズがここまでの値を付けるのは極めて異例で、半世紀以上も優勝に飢えていたニューヨークという巨大市場の爆発力を物語っています。

「史上最高のニック」への道、コレクティブル市場が示すもの

筆者は、今回の落札額はブランソンに対する歴史的評価が変わりつつあることの表れだと考えています。ウィリス・リードやパトリック・ユーイングと並ぶ存在になれるかはこれからの数年次第ですが、少なくとも市場はすでに「1970年代以来の英雄」として値付けを始めました。スポーツコレクティブル市場全体でも、優勝やMVPといったストーリーが価格を押し上げる傾向は年々強まっており、現役選手の実使用品が100万ドルを超えるケースは今後さらに増えていくとみられます。一方で、ブランソンは優勝の裏で左手首の負傷を抱えており、今夏に手術を受けたことが報じられています。夏の終わりまでにはバスケットボール活動へ復帰できる見込みとされますが、連覇を目指すチームにとってエースの回復は最大の焦点です。

関連情報

ニックスはミッチェル・ロビンソンがセルティックスへ移籍した穴を埋めるため、アンドレ・ドラモンドを1年契約で獲得するなど、王者としての陣容固めを着々と進めています。ディフェンディングチャンピオンとして迎える2026-27シーズンの開幕が今から待ち遠しいですね。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/49311694/jersey-worn-jalen-brunson-game-1-nba-finals-sells-1m-plus

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