ハリバートン

16分7得点6アシスト、16か月ぶりのハリバートンが母校の床に刻んだ転機

 

16か月の空白を埋めた、母校での16分間

2026年10月7日(水)、アイオワ州エイムズのヒルトン・コロシアムで行われたプレシーズンゲームで、ペイサーズのハリバートンがついにコートへ戻ってきました。2025年のNBAファイナル第7戦で右アキレス腱を断裂して以来、初めての実戦です。試合はペイサーズがティンバーウルブズを123対112で下しましたが、この夜の主役は結果よりも、背番号を背負って走るハリバートンその人だったと感じます。

数字で見る復帰戦

ClutchPointsによると、ハリバートンの出場時間は16分で、成績は次のとおりです。

  • 7得点、6アシスト、2ブロック、1スティール
  • フィールドゴール3/8、3ポイント1/3

最初の得点はYahoo Sportsが伝えるとおり、エルボー付近からのジャンプシュートでした。シュートにはまだ復帰直後らしい硬さが見えましたが、6アシストという数字はパスの感覚が失われていないことを示しています。16分という出場時間は、復帰戦の管理としてはごく自然な長さでしょう。

試合後、ハリバートンは「It’s been a rollercoaster, a rollercoaster of emotions for me.」と語りました。長い離脱の間、感情が大きく揺れ動いたことがそのまま伝わる一言です。

母校アイオワ州立大学という舞台

ハリバートンは2018年から2020年までアイオワ州立大学でプレーし、2年目には平均15.2得点、6.5アシストを記録してオールビッグ12に選ばれました。今回の試合会場は、まさにその母校の本拠地です。

さらに話題を呼んだのが、学生席のチケットをハリバートン自身が買い取ったことです。大学が抽選で学生を無料招待する形となり、特製のハリバートンTシャツも配られました。復帰の瞬間を、自分を育てた学生たちと分かち合いたいという思いが形になった企画だと受け止めました。

失われた1シーズンと比較すると

怪我をする前の2024-25シーズン、ハリバートンは平均18.6得点、9.2アシストを記録し、ペイサーズをファイナルの舞台まで押し上げました。ところが2025-26シーズンは全休となり、チームは19勝63敗と球団史上最悪の成績に沈みました。中心選手ひとりの不在が、これほどまでに順位を左右したことになります。

今回の7得点、6アシストは、数字だけ見れば控えめです。しかし、この規模の大怪我から戻った司令塔にとっては、まず実戦のリズムに触れ、身体の反応を確かめることが最大の収穫のはずです。

開幕に向けた見どころ

私の考えでは、鍵は2点あります。ひとつは出場時間の段階的な引き上げ、もうひとつはシュートタッチの回復です。パスの冴えが先に戻っている以上、あとは3ポイントの精度が上がってくるかどうかが、ペイサーズ復活のバロメーターになりそうです。 昨季の低迷を知るファンほど、司令塔が元気にコートへ立っている事実そのものに胸を打たれたのではないでしょうか。チームにとっても、戦術の軸が戻る意味は数字以上に大きいはずです。ファンの間でも、開幕までにどこまで仕上がるのかは大きな議論になるでしょう。

今後の試合情報

ペイサーズは10月10日(土)にマイアミ・ヒートとのプレシーズンゲームを控えています。レギュラーシーズンの開幕戦は10月21日、ニューオーリンズでのペリカンズ戦です。16か月ぶりの本番に向けて、ハリバートンがどんな姿を見せるのか、引き続き追いかけていきます。

引用:https://clutchpoints.com/nba/indiana-pacers/pacers-news-tyrese-haliburton-eye-opening-admission-16-month-journey

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