エンジェル・リース

初のファイナルまであと5日、リースが故郷の夜に選んだ赤いジャケットの意味

 

アトランタ・ドリームのエンジェル・リースが、サンデーナイトフットボールの会場に姿を現しました。カードは地元ボルチモアのレイブンズ対アトランタ・ファルコンズ。リースが選んだのは、ファルコンズを思わせる赤いジャケットに黒のパンツとブーツという装いでした。故郷のチームのカラーではなく、いまの本拠地のカラーをまとって現れたことが、ちょっとした話題になっています。バスケットボールの話ではありませんが、ファイナル直前の彼女の立ち位置を映す一コマとして見ると、なかなか味わい深い出来事です。

故郷の試合で選んだのは、いまの街の色

報じたのはThe Big Leadで、米国時間10月11日の夜、リースはレイブンズとファルコンズの一戦を観戦していました。記事によると、この服装は地元ボルチモアのファンの気分を害する可能性がありますが、リース本人は気にしていません。批判的な論調ではなく、あくまで軽い話題として扱われている点は押さえておきたいところです。

リースにとってレイブンズは生まれ育った地域のチームです。その試合の場であえてアトランタの色を選んだことは、偶然の着こなしというより、いまの自分の居場所をはっきり示す意思表示にも見えます。ただし本人が服装の意図を語ったわけではないので、ここから先は私の読みだと断っておきます。

「ファイナルを引き寄せた」と語る今季の歩み

この服装の背景には、今季のリースの大きな変化があります。報道によれば、リースはオフにシカゴ・スカイからドリームへトレードされました。スカイ時代の2シーズンはプレーオフに届かず、ファイナルは家のテレビで見ていたと本人が振り返っています。

今季は最優秀守備選手賞に輝き、3年連続のリバウンド王、オールスター選出も果たしたと同記事は伝えています。チームもワシントン・ミスティクスとニューヨーク・リバティをいずれもスイープで下し、ファイナルへ進みました。リースは「ここに来たときからファイナルを引き寄せていた」という趣旨の言葉を残しており、元の発言は「I manifested this when I came to Atlanta」でした。さらに「このチームは私にたくさんのものを注いでくれた」とも語っています。

ESPNの見出しでは、リバティを下した直後にリースが「仕事はまだ終わっていない」と話したと紹介されています。祝福のムードに浸るより先に、次の戦いを見据えていることが伝わってきます。

注目したい視点

  • ファイナルの相手はゴールデンステイト・ヴァルキリーズです。創設2年目のチームで、準決勝ではエーシズを下して初のファイナル進出を決めました。
  • 第1戦は10月17日の土曜日です。今回の観戦から第1戦まで、およそ5日の間隔になります。
  • ドリームは決勝シリーズの本拠地開催をめぐり、約3,500席の会場からの移転を模索しているものの、これまでのところ実現できていないとYahoo Sportsが伝えています。

今後の展望と私の考え

私が面白いと感じたのは、リースの存在感がコートの外でも物語を持ち始めたことです。トレードの直後は、移籍の是非がしきりに議論されました。それが今は、故郷のスタジアムで他の街のチームの色を着ても笑って受け流せるほど、新しい環境になじんでいるように見えます。

もちろん、ファイナルの勝敗を決めるのは服装ではなく、ヴァルキリーズ相手にリバウンドとディフェンスでどれだけ主導権を握れるかです。ヴァルキリーズは準決勝で、他球団が手放した選手たちの活躍もあって勝ち上がってきました。ドリームにとっては、勢いのある相手にどう向き合うかが問われるシリーズになりそうです。リースが宣言した「まだ終わっていない」という言葉を、どんな形で証明するのか注目しましょう。

引用:https://www.thebiglead.com/angel-reese-falcons-fit-hometown-ravens-snf-game/

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